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仮(形式)主語と強調構文の違いと見分け方とは?Itを「それ」と訳さないための方法はコレだ①

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仮主語・強調構文

 

この記事を読むと
It is~thatの構文の種類がはっきりとわかります

 

● みなさんこんにちは、まこちょです。

 

英文を読んでいると、It is~で始まる文ってよく見ますよね?たま~にIt is~しかない文もあったりして。

 

このIt「代名詞」なら前の名詞を受けて「それ」と訳せばオッケーなんですが、そうじゃないパターンもあるんですよね。

 

それが「仮(形式)主語構文」「強調構文」って言われるものです。




これね、知らないと「それ」とか訳しちゃって解釈を間違えてしまう怖い構文なんですね。

 

絶対に間違えたくないなこれは!

 

そういうわけで今回は、Itを「それ」と訳さないためにどうやってIt is構文の種類を見極めていくか考えていきます。

 

もうこれでこのItは代名詞?それとも仮主語のIt?って悩むこともなくなるぜ!イヤッハー(なんかハイテンションですね)。

 

ぜひ会得して、快適なIt is構文ライフ(?)を送ってくださいね!

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まずはItの文は種類が豊富

まずは頭の中にこのことを強く意識しよう。It is ~の文の用法は実はたくさんあるんです。



具体的なIt~の文はこんなにあるぜ!

【Itの用法】
① 天気・距離・時間のIt → Itは訳さない
② 代名詞のIt → Itは「それ」と訳す
③ ①、②以外 仮主語・強調構文のIt → Itは訳さない

うーむ、けっこうあるなぁ…ちょっと軽く練習問題やっときますか。

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本日の練習問題①


[問題] 次の文を和訳しなさい
(1) It was rainy yesterday.
(2) It takes me thirty minutes to solve the problem.
(3) It is difficult that he becomes a teacher.
(4) I found a book at the bookstore. It was very interesting.



[解説]

(1) rainy があるのでこの文は「天気」の文。Itは訳しません。

訳「昨日、雨だった」



(2)  It takes +(人)+時間 は有名な「時間がかかる」の構文。Itは訳さず。

訳「私がその問題を解くのには30分かかる」




(3) It is difficult…「天気」でもないし「時間・距離」の文でもありませんよね。



ではこのIt「代名詞」なのかというとそうでもない。代名詞のItは当たり前の話ですが、Itの前に「名詞」ないしそれに該当する箇所があるはずだからです



①②の分類に当てはまらない以上③しかありません。仮主語・強調構文のIt

訳「彼が先生になるのは難しい」


(4) このItは「代名詞」のIt。前の文のa book を指す。「それ」と訳して大丈夫です。

訳「私はその本屋である本を見つけた。それはとても面白かった」


 

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仮主語・強調構文の訳し方は同じ

この2つの構文は訳すだけならば「itを訳さずに節を主語として訳す」という点で同じであり特に区別はいらないんです。



でもね…特に大学入試などがそうなのですが、この2つの文の「区別」を問う問題が出題される時があるのね。



ですからこの2つは区別できるようになっておきましょう。

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本日の練習問題②

[問題] itに注意しつつ各文を和訳しなさい。また各文が仮主語か強調構文かを答えなさい。
(1) It is said that he is ill.
(2) It was yesterday that I met him.
(3) It is natural that you should get angry.
(4) It is of importance that all of us agree on the matter.
(5) It was with great effort that he carried out his plan.




[解説]

まず仮主語構文と強調構文の区別はIt is ~ thatの「~」に入っている品詞で区別できる。



【仮主語と強調構文の区別[1]】

① It is とthatの間が「分詞」 → 「仮主語構文」
② It is とthatの間が「形容詞」→ 「仮主語構文」
③ It is とthatの間が「副詞」→ 「強調構文」




(1) It is said that he is ill.


said「過去分詞」。したがってこの文は「仮主語構文」

訳「彼は病気だそうだ」



(2) It was yesterday that I met him.



yesterday「副詞」。したがってこの文は「強調構文」

訳「私が彼に会ったのは昨日だ」



(3) It is natural that you should get angry.

natural「形容詞」。したがってこの文は「仮主語構文」

訳「彼が怒るのも無理はない」


 

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of + 抽象名詞 = 形容詞

(4) It is of importance that all of us agree on the matter.

さあ、この文は難しそうだ。of importanceが間に入っていますが、これは次のルールを知っておきましょう。


【仮主語と強調構文の区別[2]】

④ It is とthatの間が「of + 抽象名詞」 → 「仮主語構文」
⑤ It is とthatの間が「その他の前置詞 + 名詞」 → 「強調構文」

of + importanceは要するにimportantと同じなのだ。したがってこの文は「仮主語構文」

訳「その問題について私たち全員の意見が一致していることが大切だ」


 

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with + 抽象名詞 = 副詞

(5) It was with great effort that he carried out his plan.



前置詞 + 名詞は「副詞」扱い。したがってこの文は「強調構文」

訳「彼はその計画を実行するのに大変な努力をした」

 

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まとめ

さて、今回はいかがだったでしょうか。It is~thatの見分け方のポイントは「~」の品詞で決まる!というものでした。

おおっと、安心するのはまだ早いです。


it is ~thatの間に「名詞」が入った場合の見極め方は今回触れていません。次回に持ち越します。当ご期待!



ではまた。


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仮主語構文について詳しい学習手順が知りたい記事はこちらへどうぞ。

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