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英文の「挿入」の訳し方にはパターンがあったってマジ!?これで凌ぐ4つの方法!!

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挿入

 

この記事を読むと
英文の「挿入句」の訳し方パターンが分かります。

 

● こんにちは、まこちょです。

 

みなさん英語学習をしていると、よく「挿入」という文法用語を聞いたことはないでしょうか。

 

英文を読んでいると、よく「,~,」な感じで文に割り込んでいるパターンの文って見たことありません?




例えばこんなやつ、よくありますよね。

 

例① The clothes in this store,in his opinion, are too expensive.

 

英語が苦手な方にとっては普通の文でさえ読むのに四苦八苦しているのに、こんな英文つかまされた日にゃぁもう…グレますね。

 

こんなふうに「,~,」で挟まれた箇所を「挿入」といって、まぁ英語が嫌いになる要因の一つではありますね。

 

と、ここで全国何千万人?の「挿入」嫌いな英語学習者に朗報があるんです。

 

なんとこの「挿入」ですが、実は「パターン」があり、しかも訳し方はそれほど数が多くないことが判明!

 

したがってあらかじめ「挿入」のパターンってやつを頭にインプットしておけば、格段に英文を楽に処理することができるのです。もうこれで、「英文に割り込んでくんじゃねーよ!」とブチ切れることもなくなるはずです。

 

ぜひものにして快適な英文解釈ライフを送ってくださいね!

 

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「挿入」の見分け方

まずはこれでしょう。ラッキーなのは「挿入」っていうのは「,~,」に囲まれていることが多いので案外察知しやすい点です。




例えば次の英文なんてコテコテの「挿入」文なんです。




例② Hideki Yukawa ,a theoretical physicist from Japan, won the Nobel Prize in 1949.



そこでまず覚えておきたいのは次のルール。


○「,~, (挿入)」 ⇒ いったん飛ばす

 

そう、なんとまずはこの箇所を飛ばすことが重要なのです。




先ほどの例②でいうと挿入箇所を飛ばすとこうなるわけですね。



Hideki Yukawa won the Nobel Prize in 1949.
「湯川秀樹はノーベル賞を1949年に受賞した」



ね?なんせ挿入だから「,~,」箇所を飛ばしてもちゃんと文が残るのだ。文構造もはっきりするしおススメです。




さて、肝心の飛ばした「挿入部分」ですが、ここにパターンがあるんです。

挿入部分が以下の場合のパターン

挿入部分が
①「名詞」⇒ 前の名詞と「同格」
②「副詞」要素 ⇒ 副詞的修飾、動詞にかける
③「S+V」⇒ thatをつけて文の初めに持っていく
④「前の名詞が意味上のSの場合」⇒ 形容詞修飾

 

例①

Mr. Jones, our chemistry teacher, never gets angry.
「私たちの化学の先生であるジョーンズ先生は、怒ったことがありません」

 

例②

We must, if possible, have a dental checkup.
「できることなら、歯科検診を受けるべきだ」

 

例③

You should take, I think, cold medicine.

I think (that) you should take cold medicine.

「風邪薬を飲んどいたほうがいいと思うよ」



では挿入の練習問題をやってみましょう!


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挿入の練習問題

[問題] 次の各文を和訳しなさい。
(1) Mr.John,president of the company,decided to fire him.
(2) The student,disappointed at the result of the exams,left school.
(3) Some travelers imagine themselves,while they are sitting in the train,reading some serious books.
(4) They will find time, during their stay in the city, to visit the museum.
(5) He is,it seems,rather intelligent.





[解説]


例えば先ほどの例②の挿入箇所ですが、a theoretical physicist from Japanと「名詞」ですね。



したがって前の名詞と「同格」になります。

訳「日本出身の理論物理学者、湯川秀樹はノーベル賞を1949年に受賞した」

 

挿入句が名詞の場合

(1) Mr.John,president of the company,decide to fire him.



挿入を飛ばすとこうなる。文構造がはっきりするのがわかるはず。



Mr. Smith decided to fire him.
「スミス氏は彼を解雇することに決めた」




(1)の挿入部分はpresident of the company名詞だ。したがって前の名詞(ここではMr.John)と「同格」

訳「その会社の社長であるジョン氏は、彼を解雇することに決定した」

 

 

挿入箇所が「副詞」の場合

(2) The student,disappointed at the result of the exams,left school.




挿入部分を取ると



The student left school.
「その学生は退学した」



挿入部分はdisappointed at the result of the examsdisappointed分詞だ。したがって分詞構文。(この場合④の形容詞修飾でも同じ意味です)
訳「その学生は、試験結果に失望して退学した」

 

while S+Vは「副詞節」

(3) Some travelers imagine themselves,while they are sitting in the train,reading some serious books.



挿入部分を取るとimagineSVOC文型を取っているのがわかりますね。



Some travelers(S) imagine(V) themselves(O) reading(C) some serious books.

「旅する人の中には、自分がむずかしい本を読む姿を想像する人もいる。」



挿入部分は while they are sitting in the train 。whileは「副詞節」を作る接続詞だよ。

訳「旅する人の中には、自分が列車に乗っている間にむずかしい本を読む姿を想像する人もいる」

 

前置詞+名詞は「副詞」

(4) They will find time, during their stay in the city, to visit the museum.



挿入部分を取るとto visit ~がtimeを修飾しているのがわかりますね。やっぱり挿入って「邪魔」だね(笑)



They will find time ⇐[to visit the museum].
訳「彼らは博物館を訪ねる時間があるだろう」



挿入部分は「前置詞+名詞」「副詞」を作っている。

during their stay in the city

訳「彼らは、その町に滞在中にその博物館を訪ねる時間があるだろう」

 

挿入部分がS+V

(5) He is,it seems,rather intelligent.





このパターンは多いよね。「,~,」が単にS+Vっていうパターン。




こんな時は上の③が出番だ。




まず挿入部分を取る。ここは全部共通ですね。

 

He is rather intelligent.

訳「彼はかなり頭がいい」




挿入箇所はit seemsS+Vだ。




thatをつけて文の一番前に移動しよう。


It seems (that) he is rather intelligent.

訳「彼はかなり頭がいいようだ」


この文の間に「S+V」が挿入されるパターンはS think / suppose / guess / expect / admit / believe / know や S be sure / be aware,it seems / appears / is true /is said / is thoughtなど、後ろにthatを補える動詞であることに限ることも覚えておきましょう。

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挿入句の入試問題を訳してみよう

最後に「挿入句」の大学入試問題を実際に解いてみましょう。以下の問題は同志社大学の長文問題からの抜粋ですが、上手く訳せるでしょうか?

[問題]

We are all, whatever part of the world we come from, persuaded that our own nation is superior to all others.

 

【解説】

● We are all… ⇒ ここだけ見たら「わたしたちはすべてだ」。でも意味が分からないので先を読んでいきましょう。すると、

 

 

We are all, whatever part of the world we come from, persuaded…

 

 

先が長いことが分かり、,~,で挟まっている箇所があることが分かりますね。「挿入の部分をいったん外して考える」にしたがってこの箇所を外してみます。

 

We are all,~, persuaded…

 

persuadedがareにくっついていることが分かりました。

 

persuadeは「説得する」。今回は be persuadedと「受け身」の形になっているので「説得される → 信じている」などと意訳して訳すのがこだわり解釈マスター?です。


訳:「我々はみな、…だと信じている」

 

「挿入」部分を処理ですが、中身をよ~く見よう。実は「挿入」は中身で処理の仕方が変わるのだ。

 

今回の挿入箇所はwhatever part of the world we come fromなので、②「副詞」要素 ⇒ 副詞的修飾、動詞にかけるで処理しよう。whatever part of the world は「世界のどの地方の出身であっても」

 

ここまでで、「我々はみな、世界のどの地方の出身であっても…だと信じている」

 

最後にthat以下を訳したら完成です。

 

 we are all… persuaded that our own nation is superior to all others.

 


英文の訳「我々はみな、世界のどの地方の出身であっても、自分の国が他のすべての国よりすぐれていると信じている」

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まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。どうみても「お邪魔虫」にしか見えない「挿入」というやつですが、扱いとパターンを知っていれば、実は料理しやすいということがお分かりいただけたかなと思います。ぜひ積極的に「挿入」箇所を見つけて、バンバン省いてしまいましょう!




ではまた。

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