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第50回英文解釈:「It is~that」の文はやはり侮れん!!orのつなぎは万全か?今回も珠玉の良問があなたを襲います!!

直読直解英文解釈

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● みなさんこんにちは、まこちょです。


祝50回記念!ついに解釈問題を50問もやりましたか~!


いや~どう考えても正気では...失礼。


このままどんどん突っ走ってもらいたいですね。応援しています!


それでは今回の問題はこちら!

本日のお題


【問50】
① It is probable that we have all at some time or other had the experience of chancing upon a passage quoted without indication of authorship, and exclaiming - "so-and-so must have written that." ② In such a case, it is often not so much the thought that strikes us as familiar as the way in which the thought is expressed.

● so-and-so 「だれそれ」



本日は2文構成ですね。



【解説】

[①の文]

It is probable that we have all at some time or other had the experience of chancing upon a passage quoted without indication of authorship, and exclaiming - "so-and-so must have written that."

このItは何かしら?


● It is probable that... ⇒ この文はここからスタートなので、このitが「代名詞」のitではないのはバレバレ。代名詞のitなら前に「名詞相当」がなくちゃいけないものね。


probableが形容詞なので、このitは「仮主語」のitであることが分かります。


もちろんitが指しているものはthat以下だ。


It is probable that we have all at some time...


それさえ分かっていれば、it is probable that~ probablyと同じで、「おそらく~」とすると楽で良い。


このit is~thatもパターンがあります!詳しい記事はこちらに!

www.makocho0828.net
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orは何と何を繋げている?

続いて


... that we have all at some time or other had the experience...

とorでつながっている箇所が出てくる。


正直、この箇所はこの今回のお題で一番考えてほしいところなんだよね


この箇所、読み方しだいによってはこー読んでしまった人もいるのではないかな?

orの繋いでいるものがwe have all at some timeother had the experience...とするパターンね。


なるほど、ありそうです。


でもこー取るには2つの点で無理があることに気づくことが重要だ。


① otherは「冠詞、およびsがない状態では使えない」

otherは an other = anotherthe other (the) othersのいずれかの形でしか使うことはできません。つまりotherだけでhadのSになるのは無理があります。


② A or Bの時制が違う


もしorがこの2つの文を繋いでいるとしたら、orは「現在形」or「過去形」と時制の違うものを繋いでいることになりますよね。


英語は時制を変える「サイン」がないと勝手に「時制」を変えることは許されていません。


以上の2点からこのorはこの文を繋いでいるのではないと分かります。


ではこのorは何を繋いでいるのか?


じつはこのorはat some time or other「いつか」という熟語なのだ。


これだってother単発で使ってんじゃん!


と思った方もいらっしゃるでしょう。心配ご無用、これはsome time or other(time)のtimeが省略された形であり、timeは「不可算名詞」なので冠詞は不要なのだった。

訳「おそらく、われわれはだれでも...いつかしたことがあるだろう」


等位接続詞って深いよねって思ってしまった人、こちらに記事まとめました。
www.makocho0828.net
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このtheは何?


続けて


... the experience of chancing upon a passage...


experience「経験」。そして初めて出てきた名詞にthe。そう、これがうわさの(?)「予告」のthe、後ろから【どんな】経験」なのか説明を入れてくれるよ。


... the experience of chancing upon a passage quoted without indication of authorship,...

of ~ing「同格」表現、「~という」と表現しましょう。chance uponは「偶然に出くわす」 quotedは過去分詞で「引用された」


訳「おそらく、われわれはだれでも出所を明示しないで引用された文章に偶然出くわして、... いつかしたことがあるだろう」


予告のtheはもう完璧ですか?まだの人はこちらの記事へ!
www.makocho0828.net

and の結ぶものは?


...authorship, and exclaiming - "so-and-so must have written that."


これは分かりやすいね。後ろがexclaimingだもの。前に同じ形を見つけよう。


the experience of chancing upon a passage... , and exclaiming - "so-and-so must have written that."


must have Vp.pは「過去推量」「~したにちがいない」


訳「おそらくわれわれはだれでも出所を明示しないで引用された文章に偶然出くわして、「これはだれそれが書いたものに違いない」と大声を出した経験をいつかしたことがあるだろう」


[②の文]

In such a case, it is often not so much the thought that strikes us as familiar as the way in which the thought is expressed.

このitは何を指す?


● it is often not so much the thought that strikes us... ⇒ もしこのit「代名詞」のitならば、it is the thoughtはSVCの第2文型なので、


it = the thought


が成り立つよね。ところが①の文には「思想」についての記述が全くないのだ。したがってここも「代名詞」のitでないことが濃厚。ここは強調構文のitなのだ。

strike us as~は「~と思わせる」 In such a case「そのような場合に」

訳「そのような場合に、親しみやすい(読んだ覚えがある)と感じるのは思想ではない」


not so much~as...は「~ではなくてむしろ...だ」の相関構文。as以下が離れているので分かりづらくなっていますね。


... as the way in which the thought is expressed.


the wayに関係代名詞節が掛かっているね。the wayは「方法」でいい。the way in whichの部分をhowに見立てて「どのようにその思想が表現されるか」としてもいいのですが、 not so much A as B のAが「思想」と名詞表現ですので、Bも「~の方法」と同じ表現にしておいた方が読みやすいからですね。


訳「そのような場合に、親しみやすい(読んだ覚えがある)と感じるのは思想ではなく、むしろ、その思想の表現のしかたであることが多い」



よーし決まった!今回の完全訳はこんなんでいかがでしょ?


全体訳「おそらくわれわれはだれでも出所を明示しないで引用された文章に偶然出くわして、「これはだれそれが書いたものに違いない」と大声を出した経験をいつかしたことがあるだろう。そのような場合に、親しみやすい(読んだ覚えがある)と感じるのは思想内容ではなく、むしろ、その思想の表現のしかたであることが多い」

まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。なかなか手ごたえのある文章でしたね~!今回のポイントは

① 仮主語構文
② 等位接続詞がそれぞれ何を繋いでいるか
③ 予告のthe

④ 相関構文

となります。このポイントを見ても分かるとおり、

もうすでに話題自体は過去記事に出まくっていますよね。

そう、英文解釈は新しい知識を身につける(単語・表現等)も重要ですが、身につけたものを自由自在に使いこなす方がはるかに重要だということは理解していただきたいところです。


ではまた。
意味をつなげるだけじゃ英語は読めない。解決法はこちら


第1回英文解釈はこちらになります
www.makocho0828.net

第51回英文解釈はこちらです
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