まこちょの具体的なプロフィールはこちら(テストには出ません)
2024年新年初売り!!まこちょの動画シリーズ
英語学習のスタートを!

as if の品詞はいったい何?意味と使い方を徹底解説します!

スポンサーリンク
仮定法

 

この記事を読むと
as ifの品詞と使い方が分かります。

 

● こんにちは、まこちょです。

 

英語の学習を取り組んでいると、「仮定法」という単元があります。英語が苦手な方にとってはこの仮定法という文法単元、なかなか手ごわいイメージを持っているようです。

 

参考までに
www.makocho0828.net

 

特に、仮定法のなかにas if SVという構文があるのですが、これに関する質問がダントツに多いんですね。そうこの構文、一見すると「不可解な形」をしていますので、疑問に思う方が多いのでしょう。



 

「先生、このas ifの文の品詞はいったい何ですか?」

 

「as ifの文の使い方がイマイチよく分かりません」

 

といった質問を持ってくる場合が多いです。確かに冷静に見るとこの構文、as、ifとも接続詞で非常に珍しい形をしているんです。なぜこんな形をしているのでしょうか?今回はこの点をテーマにしてお話してみたいと思います。

 

一見英文法のルールでは「ありえない」形をしているこの構文ですが、実はしっかりと「理詰め」で説明がつくことが分かるはずです。ぜひ知識の定着にお役にたてば幸いです。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

as ifのasもifも接続詞で副詞節

as if SVの文は「まるでSがVであるか(あったか)のように」仮定法のジャンルで学習します。ちょっと例文を見てみましょう。



He talks as if he were an expert in economics.
「彼はまるで経済学の専門家であるかのように話す」




この文はifの後ろが「仮定法過去」になっている文です。この例文は典型的なas ifの例文と言ってよいでしょう。




ところでみなさんは「接続詞の英文法ルール」についてどれだけ押さえているでしょうか。



実はこの一見不可思議な形のこのas ifも、「接続詞の基本ルール」について理解していると、この形はなるべくしてなっていることがあっさり分かります。ですからまずは「接続詞」についての基本ルールを押さえましょう。

(従位)接続詞は後ろの「文」とセットだ

従位(従属)接続詞については次のルールが絶対守られていなければなりません。


(従位)接続詞の基本ルール①
従位接続詞は後ろの文(S+V)とセット


If it rains tomorrow, I won’t go out.
「明日雨が降ったら、外出しないだろう」



この文のifは「接続詞」で、後ろの文it rains tomorrowとセットです。つまり従位接続詞は、



接続詞+S+V



の形になるということになります。



そうすると読者によっては、「as ifだって後ろにちゃんと文(S+V)が来ているじゃないか!」と思う方もいるかと思います。



確かに、as if he were an expert…と後ろに文が来ているから一見正常に見えますよね。



ところが従位接続詞の【もう1つの】ルールを使うと、途端にこのas ifの文が「変」であることが分かるんです。それはコレ。


(従位)接続詞の基本ルール②
従位接続詞1つにつき文(S+V)は1つ必要


従位接続詞は「1つ」につき必ず文(S+V)が「1つ」必要です。そうするとas ifのこの構文はas=接続詞、if=接続詞接続詞が「2つ」あるわけですから、文(S+V)が「2つ」必要ということになります。



as S+V if S+V



つまり、このas ifの文はS+Vが1つ足りないのです。絶対なければいけないのに。



ifの方はhe were an expert…があるからいいとしても、接続詞asとくっついている文(S+V)がありません。



He talks as S+V if he were an expert in economics.




つまりasの後ろの文S+V「省略」されていることになります。talksは「自動詞」ですので後ろに「名詞」はダイレクトに取れませんから、この節は「名詞」ではなく「副詞」であると分かるというわけです。

スポンサーリンク

英語の省略 ⇒ 前の箇所に同じ形がある場合

もちろん英語の「省略」は気分で行われるわけではありません。ここにもちゃんとしたルールがあるんです。それはコレ。


英文の省略
前の部分に同じ箇所がある時


この英文でasの前のS+VHe talksしかありません。つまりこの箇所と重複してしまいますので、as以下を省略したんです。補うと、



He talks as he would talk if he were an expert in economics.



ちなみにここでhe talksではなくhe would talkとなっているのは、ifの後ろが仮定法の文だからです。ちょっと難しいのですが、仮定法の文は帰結節の文には【助動詞の過去形】が必要なんですね。




とこれが、一見変な形をしているas ifの真相だったわけです。ちなみに訳してみると、


「彼はもし経済学の専門家であるならば(こう)話すかのように話す」つまり、

「彼はまるで経済の専門家であるかのように話す」


となったのでした。


接続詞について基本から学習したい方はこちらの記事がおススメです
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net

 

スポンサーリンク

まとめ

f:id:makocho0828:20170625000712j:plain

さて今回はいかがだったでしょうか、一見理不尽にも見える構造をしている文もしっかり構造を見据えてみると、意外にあっさりとひも解くことができるようになります。




ぜひ今後の学習にお役立てくださいませ。



ではまた

仮定法の学習方法がわからない!そんな人は以下をクリックしてみてください。

仮定法の学習方法についての記事に戻る

この続きはcodocで購読
まこちょの最新情報を深くお届け!
友だち追加
仮定法
スポンサーリンク
まこちょをフォローする



まこちょ英語ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました