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would oftenとused to、普通の過去形との違いとは?その使い分けを徹底解説!【やさしく語る英文法⑰】

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助動詞

 

この記事を読むと
would oftenとused to の違いがはっきりと分かるようになります。

 

● みなさんこんにちは、まこちょです。

 

英文法を学習する過程に「助動詞」の単元があると思うのですが、この助動詞の種類なかにused towould (often)というのがあるんですね。

 

どちらも「過去の習慣を表す」助動詞である、と教えてもらうのですが、

 

 

used towould (often)はどうやって使い分けるの?」

 

「ただの過去形と何が違うんだよ?」

 

 

という質問はよく聞く質問なんです。

 

この2つの使い分けは確かに紛らわしいといえば紛らわしい。みなさんはused towould (often)をしっかりと使い分けていますか?

 

そこで本日はこの2つの使い分けを徹底解説!ぜひ「違いのわかる」人になってもらえればと思います。

 

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would oftenとused toの基本

この2つは「過去の習慣」を表すという点では2つとも同じ働きをします。では何が違うのでしょうか?ちょっとまとめてみますね。


① それぞれ扱う動詞の種類が異なる

まずはコレ。この点をしっかり理解しましょう。


● used to

⇒ 「動作動詞」「状態動詞」と一緒に使う

would (often)

⇒ 「動作動詞」のみ


この違いがまず大きいですね。例えばbe動詞は代表的な「状態動詞」ですが、would oftenとは一緒に使えないということになります。


例 「かつてここには大きなホテルがあった」

○ There used to be a big hotel here.


× There would often be a big hotel here.


大学入試でもこの点はよく取り上げられますよね。


② used toは「現在との対比」

このポイントもwould oftenとの違いとして良く取り上げられます。


used toは「(今と違って)昔は…だった」という表現で、would oftenにはこのニュアンスがありません。例えば


 

例 I used to play tennis.


 

の場合、(今はしていないけれど)昔はテニスをしていた」と「現在との対比」のニュアンスが出るのに対して、


 

例 I would often play tennis.


 

の場合は単に「昔テニスをしていた」という事実しか表現しません。「現在もテニスをやっているかもしれないししていないかもしれない」というニュアンスですね。


③ would (often)は感情的

これはあまり取り上げられないので一応指摘しておきますね。


一般に「助動詞」はmay、can、mustのように「1語」で表現する助動詞とought to、used toのようにtoを使って表現する助動詞があるのですが、toを使った助動詞(専門的にいうと迂言(うげん)法助動詞といいます。試験には出ません(笑))は「客観的な」表現になります。


 

それに対して1語の助動詞は「主観的」、つまり感情が入るんです。


 

例 I would often go fishing in this river when I was young.
「若いころは、この川に釣りに行っていたなぁ」


 

1語の助動詞の主語は主観的(つまり感情を持つもの)な名詞がくる理由も分かるというものですね!


ちなみに余談ですがshould = ought to「義務(~すべきだ)」を表す助動詞ですが、ought to「客観的」should「~した方がいいんじゃない?」といった感情の部分が色濃く反映されるのは当然ですね。

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used toと過去形の違いとは?

ここからは「通常の過去形」との違いについてです。もちろん違いがありますのでバッチリ押さえましょう。


① used toは「漠然とした過去」

used toはある行為が「長期的・定期的」に行われていたことを表します。ただしこの期間は「いつだったかはっきりしない不特定の期間」になりますので、具体的な期間を表す語とは使うことができないんです。


 

○ She used to live here for many years.
「彼女長年そこに住んでいた」


「長年」のようにイマイチ期間がはっきりしない表現とused toは一緒に使えるのですが、



× She used to live here for two years.
「彼女は2年間ここに住んでいた」


というような「具体的な期間」を表す表現と一緒には使えません。


②「現在との対比」ができないものにはused toは使えない

これも当然と言えば当然でしょうか。例えば、現在お亡くなりになった方に対して、used toは使えないということになりますよね(今はいませんので現在との対比ができない)


たとえば「私の亡くなったおばあさんは花が好きだった」の表現ですが、


例 

× My late grandmother used to like flowers.


 

とは言えません。ただの過去形を使えばよいのです。


 

○ My late grandmother liked flowers.


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まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。used toとwould oftenただの過去形の違いも英作文等で間違えやすいポイントですので、しっかりと理解して今後の表現にいかしてみたらいかがでしょうか。


 

 

ではまた

助動詞の学習手順について知りたい方は、まず以下の記事を見て助動詞の流れをつかみましょう。

助動詞の学習手順を完全解説!これが迷わない勉強方法だ
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