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まずは基本から!「意味上の主語」とはいったい何なのか?【やさしく語る英文法22】

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この記事を読むと
「意味上の主語」とは何なのかが分かるようになります。


● こんにちは、まこちょです。




英語学習で「不定詞」「動名詞」「分詞(分詞構文)」を学習すると、よく「意味上の主語」という言葉を聞くようになります。




そうすると、「意味上の主語って何ですか?」と生徒から質問が多く来るようになるのですが、確かに疑問に思ってしまいますよね。




「意味上の主語」と「普通の主語」とは違うのですか?




というのは英語を学習するもののにとっては一度は考える点だと思うんです。



そこで今回は「意味上の主語」とはいったい何なのか、基本からしっかりと考えてみようかなと思います。



この日本語にはない英語独特の考え方、ぜひ身につけて今後の英語学習に生かしてくださると幸いです!

動詞には「必ず主語」がある

英語の初期の段階で私たちが必ず教えてもらう基本ルール、それは「英語には主語と動詞が必ずある」というものです。



何をいまさらと思う方もいらっしゃると思うんですが、このルールがしっかりと分かっていれば「意味上の主語」とは何なのかが驚くほどすんなりと理解できるようになります。



例 

He is happy.



この文の主語(S)Heis(V)です。って改めて言わなくても分かりますよね。そう、英文に主語と動詞が必ずあるのです。




ところで今回の「意味上の主語」ですが、英文法の学習単元のいったいどの辺で頻繁に聞くようになるかご存知でしょうか?




おそらくよほどの例外がないかぎり「不定詞」の単元に指しかかったころに初めて聞くことになると思われます。



そしてこの「意味上の主語」という言葉、「不定詞」「動名詞」「分詞」とそれぞれの単元を学習している間、ずっと耳にするフレーズになります。



ところでこの「不定詞」「動名詞」「分詞」という英文法単元、まとめてある名称で呼ばれているんです。



そう「準動詞」というんですね。動詞です。



なぜ準動詞と呼ばれるのでしょう?この辺をちょっと考えてみましょう。

準動詞は動詞からつくられたもの


例えば次の例文を見てください。



例 


I want to play the piano.
「私はピアノを弾きたい」




これも中学の時に学習する基本文といっていい文章ですね。この文はto play不定詞が使われています。



不定詞の基本形は to+動詞の原形、つまり不定詞の一部は「動詞が使われている」ということになります。



「動名詞」はどうですか?




She enjoyed swimming in this river.
「彼女はこの川で泳ぎを楽しんだ」




このswimmingは「動名詞」。基本の形は~ingです。ですがこれだって enjoy + ~ingが合体して出来上がったものじゃないですか。つまり動詞 + ~ing でやはり動詞がからんでいるわけです。



分詞だってそうですよ。例えば



例 

Turning off the light, Charlie went to bed.
「電気を消して、チャーリーは就寝した」



このTurning現在分詞と呼ばれるものですが、やはりturn~ingが合体して「分詞」になっているんです。つまりもとは動詞を使っているんですね。



動名詞と現在分詞の使い分けに関してはこちらの記事をどうぞ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


つまり



「不定詞」「動名詞」「分詞」はすべて動詞に+αをほどこして生み出されているんです。ですから「準動詞と呼ばれているんですね。

もとは動詞である以上、主語が存在する

ここでみなさんに思い返していただきたいことは、英語は「動詞には必ず主語がある」という超基本ルールです。



つまり「不定詞」「動名詞」「分詞」も、もとは動詞である以上、やはり主語が必ずあることになります。ただしここにちょっとした「準動詞」用の特殊ルールがあるだけなんです。



先ほどの例をもう一度。



例 

I want to play the piano.
「私はピアノを弾きたい」



このto playのうち動詞の部分はplayですね。したがってplayの主語が必ず存在します必ずです



ところがこの文、




I want to play the piano.




wantの主語は「I」と分かるんですが、playの主語が見当たりません。そう、ここに「準動詞」の意味上の主語についての「特別ルール」が発動するんです。それは、


準動詞の意味上の主語のルール
①準動詞の主語は目の前に置く
②全体の主語と【同じ】場合は書かなくていい



というルールがあるから、一見to playの主語がないようにに見えるだけなんですね!



ですからここでの全体の主語は「I」ですから、もしplayの主語が「別人」だったら当然表記しなければいけません。不定詞でしたらtoの前に目的格の形で置くことになります。



I want him to play the piano.
「私は彼にピアノを弾いてもらいたいんです」



この時、want「望む」のは「I」ですが、「(ピアノを)弾く」のはhe「彼」なので、しっかりと不定詞の主語を書いているんですね。



不定詞の意味上の主語について、もっと突っ込んだ学習をしたい場合はこちらにどうぞ
www.makocho0828.net



動名詞の場合も同じですよ!




She enjoyed swimming in this river.
「彼女はこの川で泳ぎを楽しんだ」




このswimmingの主語ですが、やはり見当たりません。そう全体の主語She「同じ」だから書いていないだけなんです。つまりここはenjoyしたひともswimした人も「she(彼女)」ということになります。ところが、




She enjoyed me swimming in this river.
【私が】この川で泳いでいるのを彼女は楽しんだ」




全体の主語とswimmingの主語が「違う」場合には目の前に「目的格・所有格」で主語を置くことになります。



動名詞の意味上の主語についてもっと突っ込みたい人はこちらの記事へ
www.makocho0828.net



分詞(構文)の場合も同様です。



例 

Turning off the light, Charlie went to bed.
「電気を消して、チャーリーは就寝した」



この文は主語がCharlieで同じですからturnの前に主語がありません。ですが違う場合は



Ken turning off the light, Charlie went to bed.
【ケン】が電気を消し、チャーリーは就寝した」



と分詞(構文)の場合、「主格」で分詞の前に表記することになります。


分詞(構文)の意味上の主語とは?こちらの記事へどうぞ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net

まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。



この「意味上の主語」の考え方のポイントは【準動詞だって主語は必ずある!】【ない場合は全体の主語と同じだからだ!】という点です。




ぜひしっかり理解して今後の英語学習にお役立てください。




ではまた