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「文頭の前置詞」に気をつけよう!主語(S)と動詞(V)を見つけるために必要なこととは?【やさしく語る英文解釈①】

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この記事を読むと
前置詞から始まる文の解釈方法が分かります。


● こんにちは、まこちょです。



この当ブログには「直読直解英文解釈」というカテゴリがあります。いつも読んでいただきましてありがとうございます。


参考までに
www.makocho0828.net



このカテゴリはやはり同ブログの別カテゴリ「読解英文法」の考え方を利用して、英文を前から文法のルールにしたがって読み進めていくというスタイルを取っています。




つまり英語学習のジャンルとしては「精読」に位置するのですが、最近この「直読直解英文解釈」の英文の難易度をもっと下げてほしいという要望を多くいただくようになりました。



この「直読直解英文解釈」で使用している英文は、難関大の実際の入試問題から厳選しているので、少なくとも簡単ではありません。扱っている単語の難易度もそれなりのものが要求される仕様になっています。



そこでこの「直読直解英文解釈」の考え方を使った、もっと平易で英文の量もそれほどではない位置づけのカテゴリがあってもいいのかなと思うようになりました。「直読直解英文解釈」の橋渡し的な位置づけでしょうか。



名づけて「やさしく語る英文解釈」って相変わらず安易なネーミングセンスですね(笑)



ぜひみなさんの英語学習に役立っていただければと思います。このカテゴリは先ほども言いました通り「橋渡し的」なものを想定していますので、いきおい「内部リンク」が多めになるかと思います。それなりに意図をもって記事にしていますのでよろしくお願い申し上げます。

英文は主語(S)と動詞(V)を見つけるのが出発点


英文には必ず主語(S)と動詞(V)があるんですよね。まぁ、これがない文はないんじゃないでしょうか。ごくまれにこんな文もありますけどね。



How are you?


Fine.



確かにFine「元気な」という形容詞で主語でもなければ動詞でもありません。ですがこれだってHow are you?主語 you動詞 are繰り返しになっちゃうから、2回目を「省略」しているだけで、本来は




I am fine.



と書くのが本当なんです。この「省略」ももちろん英文法のルールにしたがって行われていますが、今回は触れないでおきましょう。


ちなみにこれを利用した問題が過去に東大で出題されています!
www.makocho0828.net



とこのように文には必ず主語(S)と動詞(V)があります。ですから「英文を読むのが苦手なんだよね」って思っている方はまず英文に必ずある主語と動詞を見つけるんだと思いながら英文を読み進めると「軸」がぶれないで正しい英文の読み方が身につくかと思いますよ!


英文解釈のポイント
主語と動詞を見つけよう

主語は必ず「名詞」

よしわかった!主語(S)と動詞(V)を見つければいいんだろ!って息巻いたはいいけれど...主語ってどんなのが主語になるんだ?と悩んでしまう方もいると思います。



でもね、これも簡単なんですよ。主語は必ず「名詞」がなるんです。それ以外は主語になることができません。例えば、



The book...



The bookは名詞、したがってこの出だしで文がスタートしている場合、このthe bookが主語である可能性は非常に高い



The book(S)...



主語は「~は・が」と訳すから、この箇所は「その本【は】...」と読み進めるのが正しい解釈思考ということになりますね。ところが、



Happy...



これはどうですか?いくらHappyが文頭でそれっぽく見えるとしても、絶対に主語ではありません。なぜか。



だってhappy「形容詞」ですもの。主語は「名詞」がなりますのでこれは主語にはなりません。したがって「幸せ【は】...」とか読み進めたらアウト!ということになりますよね。新たに出てくるだろう主語を探すように頭を切り替えていかなければなりません。もうここから英文解釈の戦い(?)が始まっているんですね!

英文解釈のポイント
主語は「名詞」だ

文の初めに出てきた名詞が主語(S)

先ほどのthe bookなどもそうなのですが、英文は一番最初に出てきた名詞が文の主語になる】のが基本です。ちょっと練習してみましょう。


例①

A boy...


A boyが主語(S)。「少年【は】...」です。



例②

Yesterday this flower...


this flower主語(S)。yeaterdayは名詞っぽく見えるけど「副詞」なんですね。「昨日、この花【は】...」



例③

The boy he...


お?これは?確かにThe boyも「名詞」そしてheも「名詞」なのでどちらも主語(S)になりえそうではないですか。ですが先ほど言った通り【一番初めに】出てきた名詞が主語」ですから、heは主節の文の主語ではありえません。


The boy(S) he... 「その少年【は】...」


英文解釈のポイント
一番最初に出てきた名詞が「主語(S)」だ

「前置詞のついた名詞」は主語になれない


さてここまでやってきましたが、ここで今回のメインテーマにやっと突入です(長いなぁ...)。



非常に丁寧に進めてきましたが、今までの箇所が曖昧だと正しい解釈が出来なくなりますので、最初は丁寧すぎるくらい丁寧で良いでしょう。そのうち今回の記事の内容など鼻歌交じり(?)でクリアするようになるはずです。



今回のメインテーマは、何でもかんでも最初に出てきた名詞が主語なのか?ということです。


そう、実はいくら最初に出てきた名詞といえども、主語になれない名詞というのがあるんですね。



それが前置詞の後ろにある名詞です。先ほどの例ですが、


例 

The boy...


うん、the boy主語(S)。そこに何の障害はありません。ところが、



With the boy...



これは?先ほどのthe boyに前置詞のwithがついただけなのですが、これだけで状況はがらりと変わる。the boyはどんなに頑張っても主語になることはありません。他の主語になれる名詞を探さなければならないのです。


The boy(S) ⇒ 動詞(V)はどこ?



With the boy... ⇒ 他の主語(S)はどこ?



えらく思考が変わりますね。


英文解釈のポイント
前置詞のついた名詞は主語になれない

本日の課題

課題
To his mother Rachel had always seemed the least probable of Gregory's girlfriends.


語句

the least ~ 名詞「最も~ではない名詞」
probable「候補」



今回の学習の成果が出るかどうか?この文で確認してみましょう。某大学の入試英文でたった1文です。


全体をざっと読んでから解釈を取りかかるのではなく、前から押すように文を読んでいきましょう。もちろん今回のテーマは「主語(S)と動詞(V)を見つける」です。



【解説】


To his mother Rachel... ⇒ この箇所を「彼の母親のレイチェルにとって」と訳すのは「普通」だと思うんです。もちろん前置詞Toが効いていますからね、his mother Rachelが主語(S)になるわけないんです。前置詞は後ろの名詞とセットですから<  >で囲ってしまうと良いでしょう。



<To his mother Rachel> had always seemed...



his mother Rachelの部分はtoがありますからね、主語になれないのです。ということは他に主語になれる名詞が出てくるはずなのですが...試しにこの<   >の部分を取ってみましょう。すると



had(V) always seemed...




あれ?主語を飛び越えて動詞(V)が出てきてしまった!ってそんなことがあり得るんでしょうか?



もちろんあり得ません。英文には(S)と(V)は必ずなければならないのです。



もうわかったでしょうか、そうこの英文の his motherとRachelは実はつながっていなかったのだ。




<To his mother> Rachel(S) had(V) always seemed ...



このように解釈しないと主語のない英文になってしまいます。


訳「彼の母にとって、レイチェルはグレゴリーの恋人に最もふさわしくない候補だとそのときまで常に思われていたのだ」

まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。「英文は主語(S)と動詞(V)が必ずある」、だから今回のように一旦間違った解釈をしてしまっても、すぐに間違いに気づき、正しい解釈に持っていくことができます。これこそ解釈力があるということなのです。


ぜひ正しい解釈をしていきましょう。



ではまた


絶対合わせて読んでおきたい!!