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比較級の強調表現much / far / a lot / even / stillの違いとは?徹底的に使い分けてみた!【やさしく語る英文法29】

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この記事を読むと
比較級の強調much / farなどを使い分けることが出来るようになります。



● こんにちは、まこちょです。



英文法の単元に「比較級」と呼ばれるものがあります。AとBの2つのものを比べてA>B「AはBより~だ」とかA=B「AはBと同じくらい~だ」と、要するに似た者同士の2つを比べる用法で、中学英語からお馴染みの構文ですね。



このブログでも「比較級」に関しては、以前テーマとして取り上げたことがあります。なかなか奥の深い単元なんですよ、ええ。



参考までに
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net



ところでこの「比較級」ですが、「強調」することができるのはご存知ですか?例えばmuchを使って、



例 I am taller than you.
「私はあなたより背が高い」

I am much taller than you.
「私はあなたよりはるかに背が高い」




といった感じで。まぁそこまで難しくはないわけです。比較級の前につければいいので簡単なんですよ。



ところがこの比較級の「強調」なのですがmuchだけではなく他にもたくさんあったりするんです。ざっと挙げると



much / far / a lot / a great deal / even / still



など。こういうの英語学習者は困ってしまうんですね。1つにしろよと思わず突っ込みたくなってしまいます。



案の定、目の肥えた受験生(?)たちもこの「強調」表現に興味津々。私のところにやってきてやっぱりか!的な質問をぶつけてくるわけです。




「比較級の「強調」なのですが、それぞれ違いがあるのでしょうか?」




いや~そりゃそうだよね~!違いがなかったら1つでいいものね~とこちらも内心思っています。ということはこれらの「強調」表現ってもしかして使い分けているのでは?と勘繰られても致し方ありませんよね。




そういうわけで今回のテーマは比較級の強調表現の使い分けについてです。




英作文などで意外にニュアンスの違いが出てきてしまうこの箇所、ぜひ使い分けて違いの分かる比較級プレイヤー(?)になってくださいね!

比較級の強調にveryは使えない


まず、比較級の強調の使い分けについて説明する前に、veryについて説明しておきますね。



なぜいきなりvery?と思うかもしれませんが、この比較級の強調について入試問題で問われるときに必ずこのveryがからみます。



veryは比較級の強調には使えないので注意しましょう。ですからまずはお約束としてこの点をしっかり押さえておくことが重要になります。


very
比較級の強調には使えない(普通の形容詞、副詞に使う)


例 

He is very happy.



× He is very much happier.

比較級の強調語の違い


この比較級の強調語ですが、大きく2つに分かれます。



● A is much / far / a lot / a great deal / a good deal+比較級 than B

⇒ AとBは「大差」


例えば


例 

Ken is far taller than Tom.
「ケンはトムよりはるかに背が高い」



ですが、この強調表現は「大差」を表しているだけなので、仮にTomが140cmしか身長がなかったとしても、Kenが170cmあったらそれは「身長の差」がメチャメチャ大きいということになりますよね。あり得ませんがこれが10cmと50cmだとしてもね。



ところがこれが同じ強調語でもeven、 stillをつかうと状況が変わるんです。



● A is even / still+比較級 than B

⇒ AもBもかなりすごいがAはもっとすごい



Ken is even taller than Tom.
「(ケンもトムもかなり背が高いが)ケンはトムよりはるかに背が高い」



例えばこの場合、KenTomも世間一般的には両方とも背が高いんです。両方とも2mあると思ってください(笑)しかしKen2m10cmあってTomよりも背が高いと。そういうことになります。

比較級の強調は必ずしもmuchではない

最後によく受験生が間違える比較の強調表現をご紹介します。


例えば


例 

We had many customers.
「たくさんのお客さんがいた」



manyを比較級表現にするとmoreに変えます。




We had more customers.




このmore「強調」するとしたらどうしますか?muchじゃないんです。なんとmanyを使うんですね。



例 


We had many more customers.



ではこちらはどうでしょうか。



We paid much money.
「たくさんのお金を支払った」




こんどはmoneyが不可算名詞なのでmanyではなくmuchを使ってるケース。これも比較級にするとmoreに変わります。




We paid more money.




このmoreを強調すると?今度はmuchを使うんですよ。



We paid much more money.


moreの次が名詞の場合は注意が必要です。

moreの次が名詞の場合
● many more +可算名詞 than
● much more +不可算名詞 than



いやあ...間違えやすいですよね、コレ。

まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。比較級の強調語句はたくさんありますが、実はニュアンスのことなるものがありますので十分注意しましょう。またmore+名詞のときは名詞の種類をじっくり見ること!これが間違えないコツになります。



ぜひ英語学習にお役立てください!



また会いましょう。