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関係代名詞、関係副詞のある複雑な文をしっかり読み込む方法はこれだ!【英文解釈 高難度!】

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この記事を読むと
関係代名詞の省略箇所が分かります。


● こんにちは、まこちょです。




英文を読むときにしっかりと理解するための条件として「主語(S)と動詞(V)の箇所がしっかり分かる」というのが必要です。正直この点がしっかりと理解できないと、完全に英文の内容が取れたとは言えないでしょう。



ところが、神様は結構いじわるで、この文の主語(S)はいったいどこだ?と思わず頭を抱えてしまう英文があったりするんです。



英文を読むのに厄介なポイントの一つに文の主語(S)と動詞(V)が見つけにくいというのがあります。



生徒の質問でも「英文が何言ってるか分かんない」というのが多いのですが、よくよく確認してみると、英文の骨格が正確に取れてないことが多いんです。



しかもそんなときに必ずターゲットになる英文が、「関係詞」などの比較的長い語句が修飾していて文が複雑になっているケースが大半です。



そういうわけで今回は複雑な英文になってもめげない!そんな英文を読んで見ようかなと思います。



ぜひ丁寧に解きほぐして正確に解釈してみてくださいね!

本日のお題はこちら


【問題18】
In the examples I am thinking of the person continues to behave in what most people would agree is a normal manner, but one so remote from his old self that he appears, to those who know him, to be someone else entirely.



● behave 自:「ふるまう」 
● entirely 副:「まったく・完全に」




【解説】




文章としてはこの1文だけなのですが、どうですか?難しくないですか?



これも受験生から質問された英文なんです。手も足も出ないと



これが英文法のルールにしたがって読んでいくとあら不思議、ちゃんと読めるから不思議です。


ぜひ前から読み進めてくださいね。

主節の主語(S)を探そう


● In the examples I am thinking of the person... ⇒ うん、ふつーに読んでいくとこの箇所は楽勝でしょう。In the examplesを<>でくくって I(S) am thinking (V)と文を取っていく。これが基本の「型」でしょうか。



<In the examples> I(S) am thinking (V) of the person...
「その例において、私たちはその人物を考えている」





と読むのはまったく自然です。




でも次の単語で状況が「一変」しちゃうんですよね




<In the examples> I(S) am thinking (V) of the person continues...




なんでここでcontinuesなんだ?と思えた人、そりゃ当然です。だってこのcontinues「動詞」だもの。




じゃあこのcontinuesの主語はどれなのでしょう。ちなみに質問した生徒は前のthe personだと言っていました。



結論から言いますとそれは無理。よく見てください。the personの前に前置詞ofがある。



「前置詞のついた名詞は文のSになれない」は英文解釈上必須のルールといっていい。



英文の主語(S)について基本ルールを学びたい方はこちらの記事をどうぞ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


じゃあこのcontinues、主語ないじゃないか!いやいやそんなわけありません。continue【s】って三単現のSがついてますしね。ということは主語(S)は絶対ある!



「ふっふっふみなさんシロートですね。こんなのcontinuesが前のthe personにかかってるに決まってるじゃぁないですか。関係代名詞の「省略」ってやつですよ。ちょっとレベルが低いんじゃないですか?もっと「謙虚に」学習に励まないとね。グッバイ




と生徒の友人が横から茶々入れていましたが、それ間違ってるぞ。





<In the examples> I(S) am thinking (V) of the person ⇐[(関係代名詞)continues...]




どうやらその友人(イケメン)はこう考えたらしいんですが、関係代名詞が得意な人はこの考えが間違っていると分かるかと。



もしここに「関係代名詞」があるのなら、この関係代名詞は「主格」ということになりますよね。




主格の関係代名詞は【省略できない】っていうルールを忘れてはいけません



省略について甘いなぁ~と反省してしまった人、こんな記事があります
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


関係代名詞の省略を見切る


● このようにこの文章は最初の段階で将棋でいう「詰み」の状態になる。じゃぁしょうがない。解釈をやり直すしかないですね。




というわけで正しい解釈はこれしかない。この箇所ofthe personが実は「つながっていない」のだ。



関係代名詞の省略はありますが、それはexamplesとIの間だったりするんです。つまり、



<In the examples>⇐[(関係代名詞) I am thinking of ●] the person(S) continues to behave(V)...


となっているのだ。


●の箇所が関係代名詞になっているのでこれは「目的格」。したがってバリバリ省略できる。


訳「私が考えている例においては、当人(この人物)は・・・振る舞い続けているのである」


まじで主語と動詞が取れないんだけど!ってお悩みの方、こんな記事があります!
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


what節は名詞節


● 「振る舞い続ける」ってどんな感じででしょうね?




... in what most people would agree is a normal manner




このようにこの箇所、what~agreeまでをis主語(主部)と考えてしまった人は実は先ほどの箇所の教訓が生かされてないかもしれない。



in (what most people would agree)(S) is(V) a normal manner...



だってSの前に前置詞inがあるもの。これさっきと同じパターン。



というわけで仕切り直し。この箇所もともとはwhat is a normal mannerだったところに most people would agree「挿入」されているのだ。



このような関係代名詞節を「くさり状関係詞節」と呼びます。関係詞のかなでも最高に難しい構文ですね。



例 Greg is a man who I know is capable of winning.

「グレッグは勝利する能力があると私にはわかっている男だ」



鎖状関係詞節についてもっとよく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
www.makocho0828.net



したがってここは、


in [what (most people would agree) is a normal manner]
「たいていの人は普通だと思っている行動様式で」


whatについてもっと知りたい・感じたい人はこんな記事がオススメです!
www.makocho0828.net


この名詞はどんな役割を持ってるわけ?


● いや1文なのに長いですねこの文(笑)




...but one so remote from his old self that...




来たよ来たよbut!みなさん分かってるよね。「等位接続詞」をみたら


きれいさっぱり等位接続詞and / but / orの処理方法を忘れた人!こちらの記事へ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net



後ろを見るとone、これは代名詞だね。後ろのremoteは形容詞でoneにかかっている。つまりこの箇所はこのようになっています。



in what most people would agree is a normal manner, but one




butの前に名詞を探すとa mannerがある。これが代名詞になっているのだ!one=a mannerと分かった人、正解。



この箇所を訳してみると、「たいていの人は普通だと思っている行動様式だが...な行動様式」となる。

so that構文の訳し方


● さぁ~がんばれ!もうちょいです。続きを見ましょう。



... one so remote from his old self that he appears, to those who know him, to be someone else entirely



so~that構文が使われているんだけど、so~that...は訳し方に注意したほうがいいかも。とくに「大変~なので...だ」と覚えている人は危険。



この構文の正式な訳し方は「...するほど~」と後ろから訳しておいた方がいい。なぜなら前から訳すクセがついていると次の問題間違えちゃうんだよね。



例 The book is not so difficult that you ( can / can't ) read it.




前から訳すと「その本はそれほど難しくないので」となるから後ろはcanを選ぶことになるけどそれは×



正解は「その本を読むことができないほど難しくはない」can'tだ。



from old self「昔のその人」appearappear to V「~のように思える」だ。to those who know him「彼を知っている人にとっては」



さて、全体訳です。できましたか?

全体訳: 「私が考えている例においては、たいていの人なら普通と思う行動様式でも、その人を知っている人にとっては、まったく別人に思えるほど昔のその人とはあまりにかけ離れている行動様式でその人はふるまい続けているのである」

まとめ

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いや~長くなってしまいましたね。しかも難しい!という声を聴いて本日はこれまでです。



ではまた!
意味をつなげるだけじゃ英語は読めない。解決法はこちら

第一回英文解釈はこちらになります
www.makocho0828.net