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compared toとcompared withの違いとは?thanを使わない比較級を徹底攻略!

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比較級・最上級

 

この記事を読むと
compared toとcompared withの違いとthanのない比較級が分かります。

 

● こんにちは、まこちょです。

 

みなさんは「比較級」と聞くと何を連想しますか?やっぱり中学生の時に初めて学習するこれがまず思い浮かぶのではないでしょうか。

 

– er than

 

この-er thanというのはそのくらい中学英文法の中でも非常に強いインパクトを持って私たちに訴えてきます。そしていつしか「比較級って言ったら-er thanだろ?」と脳内で勝手に解釈している自分に気づいてしまうんですね。私もそうです。




ところが先週、ある生徒からこういった質問を受けたんです。

 

 

「先生、compared toってどうやって使うのでしょうか?」

 

compared toというのは「~と比べて」という表現なのですが、その生徒曰く、イマイチ使いどころが分からないというんです。なるほど、これまで「比較級」といったら-er than一択であった生徒からすれば、唐突に表れたcompared toなんていうのは「あんた何?」と若干奇異に映るかもしれないですよね。

 

しかもこのcompared to、実はcompared withなんていう表現もあって使い分けをしているんです。

 

そこで今回はthanを使わない「比較級」compared with / toの違いについて徹底解説!

 

みなさんの比較級ストックの中にぜひ今日得た知識を加えてくだされば幸いです!

 

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比較級の基礎知識

まずみなさんがよく知っていると思われます-er thanについてなのですが、よくカン違いされるのが、-erがあるからthanなのではなくthanがあるから-erなのだというところです。


-er tnan
thanがあるから比較級(-er)がある


ですから次の例を見ていただきたいのですが、



例①
It is much warmer today.
「今日はずっと暖かいね」



この文はthan以下がありませんが、warmerになっていますから、thanの箇所がないなんてことはありえません。thanがあるから-erがあるのですから。つまりこの文はthan以下が省略されているのです。



このthan以下が省略できる条件もしっかりと決まっていますのでここにまとめておきますね。



● than以下が省略できる条件
① 前後関係から比べるものがはっきりしている
② 比べるものを明示する必要がない


今回の例①は「いつもよりも」と比べるものがはっきりしているので「省略」されているんです。




もちろんそれ以外はしっかりとthan以下を表示しなければなりません。



例②
My brother is taller than I.
「弟は私より背が高い」



このthanの代わりにcompared to が使えるのですが、その時に気をつけなければならないポイントがいくつかありますので注意しましょう。

compared to はそれ自体が「比較表現」

まずcompared to B「Bと比べてという意味なのですが、compared to 自体が「比較級」の性質を兼ねていますので、通常-erと一緒に使う必要がないんです、例えば先ほどの例ですが、




My brother is taller compared to me.




thanの代わりにcompared toで表現することは可能なのですが、tallercompared toが「比較」というところで被っているんです。それに先ほども言った通り、-erthanがあるから初めて使えるのであって、thanの代わりにcompared toに変わってしまいましたから、-erの表現は使えないのです。したがって、




My brother is tall compared to me.




-erを取って使うと良いでしょう。



※【注意】※

先ほどcompared toと-erを一緒に使わないと説明しましたが、実際にはこの-erがついた形で表現している場合も多くみられるのが現実です。




I feel much better today, compared to yesterday.
「今日は、昨日と比べるとずっと気分がよい」


ですが、もちろん「非文」ですので、英作文等ではしっかりと-erを取って表現するのが無難です。

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thanは「接続詞」、to(with)は「前置詞」

また、thanとto(with)の品詞の違いについても注意が必要です。




thanの品詞は「接続詞」ですので、後ろには主語(S)と動詞(V)が来るのが普通です。ですから先ほどの例②は




例②
My brother is taller than I.



「I」が比べているのは「My brother」であるのは明白ですからこの2つは「主格」。つまり




My brother is taller than I ( am tall ).



「I」の後ろにam tallが省略されているんです。



比較級の「比較」についてよく分からない人はこちらにどうぞ
www.makocho0828.net



ところがcompared to (with)to(with)「前置詞」前置詞の後ろは【目的格】の名詞を置くことが決まっています。



したがって主格の「I」ではなく、目的格の「me」を置くことになるのです。




My brother is tall compared to me.

 

 

ここまでの説明を動画で確認することもできます。ネイティブによるオール英語の解説でcompared toとthanの違いをどっぷり学習することができます。しかも1分弱で観ることができますのでシャドーイングにも持ってこいですよ!

↓↓↓

 

compared toとcompared withの違い

最後に compared tocompared withの違いについてですが、この点もしっかり押さえておきましょう。



【● compared to】
「類似点」を比べる

つまり、AとBの共通点(類似点)の程度を比べる時に使います。




You are a good person compared to him.
「あなたは彼に比べていい人です」




この場合、Youhimも両方「いい人」という意味では「共通(類似)」しているのですが、Youの方が【より】いい人だと言いたいのです。



【● compared with】
「相違点」を比べる



それに対してcompared withは比べているものが明らかに「違う」時に使われるんです。



Compared with his brother, he is rather short.
「彼の兄に比べると、彼は背が低い」



この文では「兄」と「彼」が両方とも背が低いなか比べているのではなくて、兄は「背が低い」彼は「背が低い」と相違点が際立っている時に使っているんです。

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まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。このようにcompared toもしっかりとルールにしたがって使うことができれば強力な武器になれます。ぜひ使ってみてくださいね!



ではまた

比較級の学習方法が分からない!そんな方は以下の記事を確認してみてください

比較級の学習方法はこちらで完璧!完全攻略します

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