まこちょ英語ブログ

英語についてつらつらと学習するサイト

MENU

英語の「同格」表現は超危険!<名詞+文>だけじゃない<文+名詞>のパターンを攻略!

★★お知らせ★★

スポンサーリンク

f:id:makocho0828:20171124150948j:plain

この記事を読むと
<文+名詞>の同格表現があることが分かります。



● こんにちは、まこちょです。



英文法の学習をしていると、その単元のなかに「同格」という項目があるのはご存知かと思います。



この「同格」表現なのですが、なかなか奥が深く、しっかり理解していないと英文解釈上で時として英文が読みにくい原因を作ることが多々あるんですね。「同格構文」とかいってマスターしておくことが重要になります。


この「同格構文」ですが以下のような種類に分類されています。ちょっとご紹介しますね。


【同格構文】

①(代)名詞+名詞(相当語句)


Mr. Jones, our chemistry teacher, never gets angry.
「 私たちの化学の先生であるジョーンズ先生は、怒ったことがありません」


② 名詞 + 名詞節(that節やwh-節)


We came to the conclusion that he is a genius.
「 私たちは彼は天才だという結論に達した」

I have some doubt whether he will be elected mayor.
「彼が市長に当選するかは疑わしいと私は思う」


③ 名詞A + of + 名詞B


the city of New York
「ニューヨークという町 」

this jewel of an island
「この宝石のような島 」


前置詞ofについてもっと詳しく学習したい方はこちらの記事へどうぞ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


④ namely, or, that is (to say)がつく場合


It was held a week ago, namely on April second.
「それは 1 週間前、すなわち 4 月 2 日に行われた」

He is a man of great knowledge, that is to say, a walking dictionary.
「彼はすごい知識を持った人です。すなわち、生き字引です」



こうしてみると結構ありますね。もちろんどれもこれも英文解釈上非常に重要な形になります。



ところで今回ご紹介するのは、上記の「同格」パターンとは違った、それでいて和訳問題等でよく見られる「同格」の形、<文+名詞>のパターンをご紹介します。意外と知られていないことが多いので、今回は和訳問題を通じて取り上げてみました。



ぜひ一回和訳してみてこんな「同格」表現もあるのか!と肌で感じてくれるとありがたいです。

本日の問題


【問】次の文を和訳しなさい

The idea of stopping using waribashi (disposable chopsticks) was widely reported by the mass media in Japan, a fact implying that the Japanese have begun to take an interest in actions to preserve natural resources.  (信州大)


disposable chopsticks:割り箸
imply:暗示する・ほのめかす
natural resources:天然資源



さてどうでしょうか。とくに単語的に難解なものはない和訳問題になりますがa fact以下がどういう働きをしているかをよくつかんでくださいね。では最初から見ていきましょう。



【解説】

of + ing ⇒ of は同格表現



● The idea ... was widely reported ⇒ The idea(S)was(V)なのはすぐわかると思います。訳「アイデアが報じられた」



「アイデア」と唐突に言われても、どんなアイデアかさっぱり分かりません。したがってof以下がthe ideaの説明をしてくれますよ。



そうこのThe ideathe「予告」のthe。通常初めて出てきた単語にtheがつくなんて、特殊な事情でもない限りあり得ないんです。うしろからideaについての説明が入りますよ、と教えてくれているんですね。


予告のtheについて極めたい方はこちらの記事へどうぞ
www.makocho0828.net


of + ingof「同格」表現。the idea of stopping... 「...というアイデア」とつなげていくとバッチリです。stop ~ing「~するのをやめる」by the mass media in Japan「日本のマスコミによって」


The idea of stopping using waribashi (disposable chopsticks)



ここまでで「割り箸を使うのをやめるというアイデアが日本のマスコミによって広く報じられた」という訳出になっていれば問題ありません。

a factの文の「役割」とは


さて問題のa fact以下です。この英文はJapan(正確に言うとreportedまで)で文型が終わっていますから、a factという名詞がこの文の何の「役割」を与えられているか不明です。



The idea ... was widely reported by the mass media in Japan, a fact...




英文中で使われている名詞「必ず何らかの役割(S/O/C/前置詞のO)を持っている」、この絶対ルールをしっかりと理解しているからこそ、このa fact「?」と疑問を持てるのだ、ということを理解してください。


英文中の名詞について学習したい方はこちらの記事へ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net



そして「役割」のない名詞「例外」として、次のような処理が確立しているのです。


【役割のない名詞】

① 前の名詞と「同格」
② 分詞構文beingの省略



そう、今回はa fact「同格」として前の【箇所】とかかわっているのが分かります。


役割のない名詞の処理についてはこちらの記事が詳しいです
www.makocho0828.net



問題はこの a fact、いったい前の文の何と「同格」なのでしょうか?

<文+名詞>の「同格」に慣れよう

a fact以下を先に処理しておきます。




...., a fact implying that ~.



後ろから a factに向かってimplying that~が修飾していますね。~を意味する事実」とつなげればよいでしょう。そしてthat節



... that the Japanese have begun to take an interest in actions to preserve natural resources.



take an interest in~「~に関心を持つ」actions to preserve natural resources「天然資源を保護しようといふ活動」です。ここまでで「日本人が天然資源を保護しようといふ活動に関心を持ちはじめたことを意味する一つの事実


名詞+~ingの処理については以下の記事がおススメ
www.makocho0828.net



このa fact「事実」と訳すのですが、この事実が前の文の「 割り箸を使うのをやめるというアイデアが日本のマスコミによって広く報じられた(事実)」を指していることは明白です。



そう、実は「同格」表現には<前の文全体+名詞>というパターンもあるというのが今回のオチ。つまり



[The idea ... was widely reported by ...] ,[a fact... ]



という「同格」の関係が成り立っているんです。


完成訳「割り箸を使うのをやめるというアイデアが日本のマスコミによつて広く報じられたが、これは日本人が天然資源を保護しようという活動に関心を持ちはじめたことを意味する一つの事実である」



この<前の文全体+名詞>の例文をご紹介しますね。



Ken is driving a Porsche, the talk of this village.
「ケンはポルシェを乗っている ― この村ではその話でもちきりだ」


the talkが指しているのは、前の文「全体」、つまり「ケンはポルシェに乗っている」ということです。

まとめ

f:id:makocho0828:20171124151033j:plain



さて、今回はいかがだったでしょうか。「同格」にもいろいろ種類がありますが、まさか前の文全体を要約する「同格」名詞があるとは...これは一回出くわさないと見落としがちなポイントですね!



ぜひみなさんの「同格」ストックのなかに加えてあげてください。



ではまた。