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get to Vとcome to Vの違いとは?なぜbecome to Vがないのか徹底解説します!

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動詞語法

 

この記事を読むと
become to Vがなぜ「ない」のか分かります。

 

● こんにちは、まこちょです。

 

英語の表現の1つに「~するようになる」という表現があります。

 

表現としては入試頻出でget to V / come to V / learn to V などがあり、結構頻繁に目にする有名な表現と言ってよいでしょう。

 

ところがこの表現、実は質問が絶えません。特に多いのが次の2点だったりします。



 

「get to V、come to Vとは言えるのになぜbecome to Vと言えないのですか?」

 

 

「get to Vとcome to Vは何が違うのでしょうか?」

 

うん、この2つですね。みなさんも一回くらいは疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

 

そこで今回はこの疑問を解決しちゃいます。ぜひこの違いを理解して明日からの英語学習にお役立てください。意外と真相は簡単だったりするんですよね!

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become toとは言えない訳

become toはcome to beが変形したもの

まずは最初の疑問「get to V、come to Vとは言えるのになぜbecome to Vと言えないのですか?」なのですが、これは実は簡単です




becomeという単語をよ~く見てください。このスペルからでもよく分かるのですが、becomeはもともと


become

be + come

become = come to be




という風にもともとがcome to beから来たものだったのです。



したがってbecometo Vなんてつけてしまったら、to Vの部分がダブってしまうのでbecome to Vの形は無いんですね!なんかビックリするようなホントのお話。以下のような文は思わず「書きたく」なりますので注意が必要です。



× You will become to like the picture.



これはこう書いているのに等しいんです。



× You will come to be to like the picture.




to Vの箇所が多すぎです(笑)




どちらかというと2つ目の質問の方が、厄介かもしれませんね。

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get to Vとcome to Vの違い

come to Vは「自然にVになる」

2つ目の質問は「get to Vとcome to Vは何が違うのでしょうか?」ですが、これは確かに難しそうですね。

 

結論から言ってしまうとcome to Vもget to Vも意味的にはほとんど違いがありません。



微妙な違いが出るのはcomeとgetの動詞の性格によるものなんです。



comeという単語は「~来る」という意味でわかる通り、離れたところから「やって来る」、つまり自分のところに「近づいてくる」のイメージがありますよね。


そう、comeというのはこちらの意思に関係なく勝手に近いてくるというニュアンスがあるんです。そこからcomeには「こちらから行ってそうなる」という意味では使われず、「自然にそうなる」という「自動的な」意味で使われているんです。

get to Vは「意思的にそうなる」

それに対してget「得る」がその基本的な意味。つまり「自分から近づいていく」イメージと言ったらよいでしょうか。



つまり「自然発生的にそうなる」のではなく「意思をもってそうなる」という「能動的」なニュアンスが出るのがget to Vなのです。



例えば「駅に着いた」という表現ですが、この表現は



We (came/got) to the station.



とcomeでもgetでも両方の書き方が可能ですが、ニュアンスは異なります。



テキトーにブラブラしていたら、「自然と」駅に着いたというニュアンスにしたい場合はcameにすればよいし、はじめから「駅に着く」のが目的だったのならgotを選ぶといいでしょう。




そうすると「知り合いになる」という表現がcome to knowよりもget to knowの方が圧倒的に多い理由も分かるかと。




いつのまにか「知り合いになった」という自然発生的なニュアンスを出したかったらcome to knowもアリですが、たいがいはお互いに「意思」を持って知り合いになることが多いのでget to knowの方がよく使われる、というオチだったわけです。



例 

I got(came) to know the famous musician in Kobe.
「神戸でその有名な音楽家と知り合いになったんだ」

 

learn to Vは「(努力して)~できるようになる」

最後にlearn to Vなのですが、この表現は「(学習しながらだんだん)~できるようになる」というニュアンスになります。スキルにかかわる動詞がtoの後ろに続いた場合はこの表現を使うようにしましょう。



例えば「彼は運転ができるようになった」



× He came to drive




ではないですよね?車の運転は「自然発生的に」できるようなものではないからです。ここは




◎ He learned to drive.



と表現できるとバッチリです!



come to / get to の後ろの動詞は「思考・感情・存在」を表す動詞がくることも押さえておくといいでしょう。



come(get) to think / understand / feel / like / exist…など

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まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。この「~するようになる」はcome to / get to / learn toはある程度使い分けていること、beccome to Vなのは「ネタ」として友達に教えてあげると自然に使わないようになりますよ!




ではまた

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