まこちょの具体的なプロフィールはこちら(テストには出ません)

It is 形容詞 for A to VとIt is 形容詞 of A to Vの違いとは?書き換えをしっかりとらえるポイントはこれだ”!!【ランダム英文法】

スポンサーリンク
入試英文法[【ランダム演習】

 

 

この記事を読むと
It is 形容詞 for A to VとIt is 形容詞 of A to Vの違いが分かります。

 

● こんにちは、まこちょです。

 

いきなりですが最近よく生徒から質問があったりするんですけど、それはこんな内容です。

 

「先生、It is 形容詞 for A to VとIt is 形容詞 of A to Vは何が違うというのですか?」

 

というもの。

 

いや、そりゃ同じだったらforとかofとか変わらないでしょ???と思ったりするんですが、ちょっと冷静になりましょう。




たしかにこれを簡単だね、って流すのはちょっと奢りのような気がしてきました。

 

いったいこの構文、何が違うというのだ!

 

これは正常な考えだと思いませんか?

 

そういうわけで今回はこの二つの構文、forとofの違いだけなのですが、この2つ徹底的に掘り下げてみます。

 

その他の問題もありますから、ぜひオールパーフェクトを目指してくださいね!

目次

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

本日の挑戦問題


【問】

(1) The man decided to wait at the station until his wife ( ).

① came
② come
③ has come
④ will come


(2) The time for ( ) the problem is over; now we must act.

① discuss
② discussing
③ to discuss
④ discussion



(3) It was careless ( ) you to forget your homework.

① for
② of
③ with
④ to


(4) I object ( ) like that.

① to being treated
② to be treated
③ to be treating
④ being treated



(5) You had better ( ) your hair cut.

① had
② have
③ to get
④ to have


さぁどうでしょう!今回も英文法をランダムにセレクトしてみましたが、もちろん全問正解を目指しましょう!



【解法】

時・条件の副詞節をマスターしよう

(1) The man decided to wait at the station until his wife ( ).

① came
② come
③ has come
④ will come


接続詞untilが目立っていますね



この接続詞は、「時・条件の副詞節」といって、後ろに未来形(willなど)が使えないことが特徴。だからまず④は選んではいけません。




あとは②も×。his wifeって三人称単数形だから、もし現在形を使う場合Sが必要だものね。




残りは①か③ですが、この文よーく見てみると主節が過去形ですね




The man decided to wait at the station until his wife ( )




英語の主節の文は「親分」みたいなもの。



親分が「現在→過去」になった場合、従属節である「子分」もそれに従い「過去形」にしなければなりません。


これを「時制の一致」といいます。



例 I think that he is a teacher.

I thought that he was a teacher.



したがって今回も親分に従いましょう。答えは①が正解!


時・条件の副詞節についてもっと突っ込んだ学習がしたい方はこちらがおススメです
www.makocho0828.net

 

前置詞の後ろは名詞か動名詞

(2) The time for ( ) the problem is over; now we must act.

① discuss
② discussing
③ to discuss
④ discussion


( )の前に前置詞のforがありますね。これすっごいヒントですよ!



前置詞の後ろにおける品詞は限られているからです。



前置詞の後ろに置けるもの

① 名詞(主格以外)
② 動名詞(名詞句)
③ 名詞節



つまり名詞相当を置くことができる。



したがって①、③はダメなんです。①は動詞で×。③はto不定詞で前置詞の後ろにおけないんですね。


④はどうでしょう。



The time for discussion the problem…



一見よさそうに見えるのですが、discussionの後のthe problemも名詞。



英語は特殊の事情がない限り、名詞+名詞の形はありません。


この辺の「構造」についてもっと知りたい方!こんな記事があります。
www.makocho0828.net

したがって②が正解。これは動名詞ですが、先ほどの②と違うのは



The time for discussing the problem



見てください。動名詞は文字通り名詞


つまり動名詞は動詞と名詞の両方の性格をもつ。


discussは他動詞ですので後ろに名詞が必要。


したがって後ろにthe problemがあっても何ら問題ないのです。



前置詞の後ろの攻防についてはこちらの記事がおススメです
www.makocho0828.net


他動詞・自動詞をスパッと切る!
www.makocho0828.net

 

It is 形容詞 of A / for Aの違い

(3) It was careless ( ) you to forget your homework.

① for
② of
③ with
④ to


It is 形容詞 ~の形ですね。通常みなさんはIt is 形容詞 for A to Vの形で覚えていらっしゃると思います。



例 It is easy for him to use this book.

「彼がこの本を使うのは簡単だ」


ところがこの形でfor Aの部分がof Aになっている場合があります。


もちろん何となくじゃないですよ?



こういう使い分けをしています。


① It is 形容詞 for A to V → 通常
② It is 形容詞 of A to V → 形容詞が「人の性格・性質」を表す場合


この問題はcarelessが形容詞。「不注意な」という意味です。


不注意(ケアレス)は「人」の性質によるものです。


ケアレスミスは「機械」はしません。機械をいじっている「人」がするのですよ。


したがってここはofが適切と分かります。②が正解!!




※注意!【It is 形容詞 for AとIt is 形容詞 of Aの書き換えについて】


このIt is 形容詞 for AIt is 形容詞 of Aは実は「書き換え問題」でその違いが聞かれたりします。ぜひその違いを押さえておきましょう。



It was careless of you to forget your homework.



この場合はcarelessが指しているのはyouですからこのyouを主語にした書き換えが可能です。つまり



You were careless to forget your homework.



ところが次の場合、書き換えはどうなるのでしょうか。



It is easy for him to use this book.



この場合、easyhimを指しているのではありません。easyが指しているのはfor him to use this book「彼がこの本を使うこと」なのだ。したがって



For him to use this book is easy.




と書き換えることになります。このときFor himから始まる文ってなんかちょっと変じゃない?とか思っちゃって




To use this book is easy for him.




for himを後ろに残した文を作ってしまう人がいますが、絶対にやってはいけません



for himto use意味上の主語です。つまり He(S) uses(V)なわけですよね?



英語は動詞の前に主語を置くのがふつうです。




したがってfor Aは必ずto V【前】につけましょう。



意味上の主語についてもっと学習したい方はこちらがおススメ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net

 

objectは「自動詞」

(29) I object ( ) like that.

① to being treated
② to be treated
③ to be treating
④ being treated



これはobjectの語法問題で大いに知識がからむ問題です。



まずobject自動詞というところが非常に重要ですね。



したがって後ろに名詞を続ける場合、objectの場合前置詞toが必要です。


object to 名詞



このtoは前置詞ですから、後ろに動詞が置けないのは(27)の問題で解説済み。したがって②、③はこの時点で×ですね。



答えは①が正解になります。

had betterは2語で「助動詞」扱い

(30) You had better ( ) your hair cut.

① had
② have
③ to get
④ to have



この問題も超知識問題



had betterって2語で「助動詞」。つまりこれでcanと使い方が一緒なのだ。ポイントは次の3つ



had betterのポイント

① 意味「~したほうがいい」
② had better+動詞の原形
③ had better+not「~しないほうがいい」


したがってhad betterの後ろにto不定詞など来るわけがないのであった。答えは②です!!


こちらも重要!needの区別に注意しよう!
www.makocho0828.net



どうでしたか?全問正解おめでとうございます!!



【解答】(1)① (2)② (3)② (4)① (5)②

 

スポンサーリンク

まとめ


f:id:makocho0828:20161212114414j:plain

今回はいかがでしたでしょうか。今はランダムといっても単元を絞っていますので今後はどんどん広げていく予定です。ぜひ取り組んでくれればと思います!


ではまた

この続きはcodocで購読
まこちょの最新情報を深くお届け!
友だち追加
入試英文法[【ランダム演習】
スポンサーリンク
まこちょをフォローする



コメント

タイトルとURLをコピーしました