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【英文解釈編】大学受験、英語の勉強法とおすすめ参考書・問題集を全部書いてみた!③【高校生必須】

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● こんにちは、まこちょです。


前回、前々回と「おすすめ参考書・勉強法」を紹介させていただいたところ、思った以上に反応があり、


「英文解釈」はまだか!という声が多く寄せられていましたので、今回は「英文解釈編」を書こうと思います。


初めにお断りしておきますが、ここでご紹介する「参考書・問題集」は、大学入試の現場で指導している私がこれまでの受験生の傾向を見ながら【独断と偏見】でセレクトしているということをご了承ください。


逆に「まこちょ、この参考書おススメ!」等のご意見等ございましたらぜひ教えていただけたらありがたいです!


今回も英文の「え」も出てこない記事になりますがぜひお付き合いください。

英文解釈とは


この「英文解釈」というジャンルはこれまでも多方面で「このジャンルはいる、いらない」だの、「時代にそぐわない」だの、さまざまな論争(?)が繰り広げられています。


私が思うに学校の授業が「英文法」軽視に向き始めてから(学校によってはカリキュラムに文法の授業そのものがない場合もあるらしい)こういった「英文解釈」に関する批判が多くなってきたように思えます。


たしかに英文を隅から隅まで詳細に理解するよりも、ある程度「こういう内容が書かれている」というところに焦点を持ち、大量の文章から必要な情報をピックアップする、という点でとらえれば、この「英文解釈」のジャンルは全く無駄なように思えるでしょう。


ですが最近になり、重要な情報を得て、それに対して自分の意見を「言う」「書く」、つまりspeaking、writingというアウトプットの段階になったとき、この英文法軽視の風潮が、もろに影響を与えだしているのもまた事実なんです。


これは私が受験生にwritingの指導をするときなどに顕著に感じるんですね。まぁ、とにかく書けないんです。英文法のルールに沿ってないで【自己流】で書いているのですから当たり前なんですよね。


これは何もwritingだけに限った話ではありません。


例えば「長文読解」一つにとっても受験生ならば「センター試験」「私立入試」「国公立2次試験」とそれぞれ英語が出題されます。


これは声を大にしてはっきり言いますが、最近の受験生は「センター試験」のように必要な情報を得るということに特化している試験にはめっぽう強い傾向がありますが(それでもセンター問2、3の文法パートは弱いですが)私立・国公立2次の「和訳問題」「整序問題」「正誤問題」「空欄補充問題」等は、まるで本当に同じ受験生が解いているのか?と思えるくらい、センター試験と比べて点数の格差が激しいのです。


これは今後「発信」という点で【正確に英文を表現できない】ということに繋がりますから、日本の英語学習に影を落とす由々しき事態だと言わざるを得ません。


したがって今後この「英文解釈」というジャンルは再度見直しのかかるジャンルであることはもう目に見えているのです(現に最近の出版業界では俗にいう英文解釈参考書の名著の復刻ラッシュが相次いています)。


英文を正確に「読める」「書ける」「話す」という点でこのジャンルは外すことができません。ぜひこのジャンルを英語学習に加えていただきたいと思います。


ここからは具体的にどう学習していけばよいのか?を学年別にご紹介していきますね。


おすすめ参考書・問題集【英文解釈編】

高校1年生


まずいきなり申し訳ないのですが、高校1年生は敢えて「英文解釈」に手を染める必要はないと個人的には思っています。


もちろん理由があります。以下にまとめると


【理由】

⇒ 高校1年生は学校等で支給される教科書、サイドリーダー等、日々の課題が膨大なため中学時代との分量のギャップをただでさえ感じやすい。つまりここに英文解釈の学習を入れる「余裕」がない。


この理由が大きいです。なんせ予習量が多いですからね。日々の学習をこなすだけでも精一杯になってしまいます。【単語編】でも触れましたが、この時期は「長文」を学習しているのか「単語」を学習しているのか分からなくなるくらい「単語」で苦労する時期。


ですから高校1年生はわざわざ「解釈用参考書」に手を染めるくらいでしたら、教科書の徹底予習に集中するのが良いでしょう。


あえてこの時期に時間を使って英語の「自習」を入れるとするならば、Forest等の総合英文法書の短文を【理解した上で暗唱する】のがおススメ。単語帳の例文暗唱などもいいですね。


この時点で英文解釈に取り組むための基本例文を頭の中に入れておくのは非常に効果的。定期テストなどもこれで面白いように点数が取れます。ポイントはちゃんと例文の成り立ちを【理解した】上で暗唱すること。


この暗唱文がどれだけ高校2年生、受験生時に効果を発揮するか知らない人が多いのは正直驚きです。

高校2年生

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「英文解釈」を日々の学習に取り入れるのはこの学年からがベスト。当然高校2年生も、やれ予習やら部活やらで時間に追い立てられているのは1年のときと変わりません。ですがもちろんこの時期に「英文解釈」の学習を取り入れる理由があるんです。


【理由】

① 高校生が「成長」して膨大が学習量もなんとかこなせるくらいに成長するという点

② 1年生のときに培った英文の「勝手読み」を修正しなければならない点


特に②の理由に注目してください。この時期は高校英語の英文にも若干慣れてくる時期なのですが、1年生のときに「英文解釈」をしていないせいか、「我流」の読み方が身についている生徒が多発する時期なのです。


基本的に私も「読めればok」のスタンスなのですが、「勝手読み」「我流読み」は英文が読めても【問題が解けない】という状況に陥ってしまうので、矯正するならばこの時期が適当だろうという判断からです。


ではこの時期におススメする参考書はこちら

基礎英文問題精講

難易度 ★★★☆☆


正直に言います。この参考書を隅から隅まで高校2年生のうちに仕上げれば問題ありません。最高の参考書でしょう。英文のセレクトが実にすばらしい。また5行ほどの短い英文でこれでもかと構造を堪能できます。


やり方は以下にまとめます。これを守れば成績急上昇は保証します。


① 適当に読まないこと。文構造をしっかりつかんで読む。

⇒ この点をごまかして読むとそもそもこの参考書を使う意味がありません。特に1回目はじっくり取り組むと良い(スピード重視はもってのほか)。


② 表現・単語等も必ず暗記する。

⇒ これも1回目では無理で何回も繰り返すことによって会得できます。


③ 最後に「絶対」音読する

⇒ さてこれだ!この部分を「省略する」生徒がいるんですが信じられません。
そもそも「音読」の効果をよく分かってないのではないかと思います。この参考書も何回か繰り返すと、最後には「音読」する【だけ】になるほど、音読は重要。英文を前から自然にとらえられるようになる上に英語の独特のリズムもわかり、リスニングにも効果絶大といいことずくめなんです。


ちなみにこの時期の生徒をターゲットにした私のカテゴリが「直読直解英文解釈」であり「読解英文法」です。ぜひ並行して読んでくだされば相乗効果も期待できるでしょう。

www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


また同じように英文を構造から正確に読む練習として効果的なのが以下の参考書。

富田の英文読解100の原則 上 (新装版)

富田の英文読解100の原則 下 (新装版)

難易度 ★★★☆☆


特に「理系」の男子におススメ。各設問が「本当に英文を正確に理解しているか?」を問う問題になっているので、やり方は先ほどと同じで結構ですが、くれぐれも勝手読みだけはしないこと。それだとまったく意味がないのです。


高校2年生でやるべき「英文解釈参考書」は以上ですが、その他にもおススメの参考書を以下にご紹介します。

基礎英文解釈の技術100

難易度 ★★★☆☆

英語の構文150―UPGRADED 99 Lessons

難易度 ★★★☆☆

高校3年生


受験生になったら長文の学習も多くなってくると思いますが、次のことを「意識的」に取り入れることが重要です。


① センター系長文の「多読」

⇒ スピード重視。ちょっとくらいの意味不明な単語もなんのその。軽く2~3行ほど読んでみて、「ちょっと簡単かな?」と思えるくらいがベスト。限られた時間の中で大量に読むことを目的にする。「質」より「量」重視

② 私立・国公立2次試験用長文を使った「精読」

⇒ 精読重視。必ず構文を意識して読む。量は少な目で「質」重視。和訳問題も含む。


この2つの長文訓練を①:②=3:1の割合で行うと良いでしょう。3日のうち2日は「多読」、1日は「精読」が良い。そしてできれば週末に両方とも「復習」して徹底的に音読するのがいいでしょう。


このとき②の精読に使う参考書はこちらがおススメ。


ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式

難易度 ★★★★☆

この参考書は何がいいって非常にコンパクトにまとまっているのに、その到達度が異常に高いこと。


問題集自体は非常に薄いがこなれた構成になっている。欠点は単語等の訳がないことくらいか。


ライオンちゃんマークに気をつけろ(笑)!

英文解釈教室

難易度 ★★★★☆

特に国公立2次試験で英語を使う受験生、しかも構文把握重視の大学(京都大学など)を受験する生徒におススメ。英文解釈業界では「金字塔」とも言われる名著ですが、非常に英文が難しいので「精読」に持ってこい。


ただし自分の受験する大学の傾向に合わせてオーバースペックになりそうでしたら手をつけるのは控えた方がいいでしょう。


この一冊を仕上げると、構文把握で苦労することはまずなくなるでしょう。そのくらい網羅性が高いのです(「構文の博物館」と言われている)

受験生が苦手な構文の箇所だけを集めた英文解釈書といったらこちら

英文読解の透視図

難易度 ★★★★☆


この問題集は受験生がつまづきやすい構文【のみ】を取り上げている意味で非常に潔い。英文のセレクトも現行の受験英語をしっかり押さえている良文です。ぜひ「精読学習」の一角に加えていただきたい1冊。

まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。「英文解釈」のジャンルは軽視しがちな傾向がありますが、今後の英語シーンで間違いなく重要視されるポイントですので、ぜひ取り組んでいただければと思います。


次は「リスニング編」を予定しています。


ではまた


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