まこちょの具体的なプロフィールはこちら(テストには出ません)
2024年新年初売り!!まこちょの動画シリーズ
英語学習のスタートを!

主語と動詞 (S+V) が見つけられなかったら英文など読めるわけがない件

スポンサーリンク
主語と動詞

 

この記事を読むと
主語と動詞(S+V)の見つけ方が分かります。

 

● まず、早速ですが、英文に「必ず」あるものってなんだと思います?

 

そう、主語(S)と動詞 (V)です。これだけは間違いありません。

 

英文を【前からスラスラ読めるようになる】ための第一歩は、まさにこのSとVを見つけだすことが出来るかにかかっています。



したがってこの【読解英文法】の記念すべき第1のルールはこれ。

 

【読解のルール①】
英文とは
S(主語)とV(動詞)が必ずある

 

ということは必然的に【どれがS】になるかの最低限のルールは知らないといけませんよね?

 

今回はその点をご説明したいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

主語になれる品詞は名詞


まず、どんなもの(品詞)が主語Sになれるのかを知っておこう。


【読解のルール②】
主語(S)
必ず名詞(句・節)

名詞以外の品詞は絶対に主語Sになれません。ですからいくら主語を見つけているからといって



Happy is ….



このような出だしから始まっているHappyを主語とするのはちょっと強引です(happyは形容詞)



【読解のルール③】
主語(S)
英文を読み始めて「一番最初に出てきた名詞」


みなさんは特殊な事情でもない限り、英文を「右から左(←)」に読んだりはしませんよね(いや、馬鹿にしてないですよ?)



そう、英文を「左から右(→)」に読み始めた時に「一番最初に出てくる名詞」主語(S)になります。非常に簡単です。




「いや、最初に出てきた名詞が主語にならないことありましたよ!?」




という方もいらっしゃっるかもしれませんよね?そう実は【ルール②・③】の条件に合う名詞ならば何でも【無条件】に主語(S)になるというわけではないんです。



以下のルールに沿う名詞は【主語S】になることが出来ません。例えば



The boy was…



こういった出だしで文がスタートした場合、当然The boy名詞ですから、【ルール③】により必ず主語(S)になります。



The boy(S) was…



ところが名詞に「ある品詞」がつくと主語になれないんです。次のルールをご覧ください。


【読解のルール④】
「前置詞」が前についた名詞
① 主語Sになれない
② < >でくくる

例えば



About the boy was…



the boyの前に前置詞aboutがついています。したがってこのthe boy決して主語(S)になれません



ルールばっかりで息苦しいでしょ(笑)?でも頑張ってください。



ここさえしっかり抑えれば英文解釈の半分はもう終了したも同然ですから。



さていかがでしょうか? いけそうだ!と思ったら以下の問題を解いてみましょう。英文の「読み」 が上達するコツは「理解」 ⇒ 「定着(練習)」を繰り返すことです。


つまり「習って」「慣れる」ことが大鉄則!

スポンサーリンク

本日の練習問題


[練習問題] 次の文のSとVを指摘しなさい。
(1) To my surprise, he was still alive.
(2) A man with blue eyes was playing in the park.
(3) On the back of the sofa John noticed Katy’s blue blouse.
(4) With the withering of the culture the birth of a completely new way of thinking came.
(5) In the beginning was the word.




【解説】


どうですか?主語Sと動詞Vが簡単に見つかったでしょうか。



もちろん「一読して考える」のではなく「文頭からピリオドまで到達するまでに」この作業が完了していなければなりませんよ。



(1) To my surprise, he was still alive.



To my surprise ⇒ toが前置詞ですのでmy surpriseが主語Sになるわけがありません。カッコでくくりましょう。



すると<To~>he…が出てきましたのでこれが主語Sと分かります。動詞はwas


S= he、V= was


訳「驚いたことに、彼はまだ生きていた」




(2) A man with blue eyes was playing in the park.


出だしがA man。これが主語Sです。この時点でわからなければなりません。



A man(S)


with blue eyesは前置詞+名詞。カッコでくくるとwas playingが見えてきます。



A man(S) <with blue eyes> was playing(V) .



と一読でとらえられれば合格です。


S = A man V = was playing

訳「青い目をした人が公園で遊んでいた」



(3) On the back of the sofa John noticed Katy’s blue blouse.


ちょっとずつ文が長くなってきましたが「基本姿勢」は全く変わりません。一読で主語Sと動詞Vが見つけられるでしょうか?



On the back ⇒ onが前置詞ですのでthe back主語Sになれません。< >に入れます。



同様に of the sofa前置詞+名詞の組み合わせ。ここまでで、



<On the back><of the sofa> John noticed…


と整理し、John noticedを主語S+動詞Vと考えられた人はお見事です!


S = John V = noticed

訳「ソファーの後ろに キャシーのブラウスがあることに気付いた」



(4) With the withering of the culture the birth of a completely new way of thinking came.


どんどん行きましょう。また長い文章ですが絶対捉えられますよ。


With the withering of the culture ですが、慣れてくるとそれぞれの組み合わせが<With the withering><of the culture>と見えてきて、



<With the withering><of the culture)>the birth(S)<of a completely new way>< of thinking>came(V).
                       


と前置詞+名詞の< >の中に埋もれたSとVを容易に発見できたはずです。


S = the birth V = came

訳「文化の壊滅で、まったく新しい考え方が登場した」



(5) In the beginning was the word.



さて最後の問題になりました。 これまでのように In the beginning を< >でくくるところまではできるかと思います。ですが、

 

<In the beginning>was(V) the word.
            


となりwasの主語Sが見つけられません


the beginningはinとくくっていますので【絶対に主語Sになれません】。


ですが主語Sは【必ず】あります。したがってこの文で主語Sになれる「名詞」はthe wordしかありません。



<In the beginning> was(V)the word(S).
            


英文にはS → VではなくV → Sの語順になるものが存在します。



「倒置」といいますが、今回はこの「倒置」については深く触れません。大事なことは、なんとなく「倒置」じゃないか?ではなく、今回のルールを駆使して英文を左から右に読んでみた結果、「倒置」という結論に辿りつかざるを得なかった、という思考のプロセスが何より大事です。


S = the word V = was
訳「初めに言葉があった」

スポンサーリンク

本日のお題

 

英文精読【問1】
Every other person encountered at a vacation resort in a city park carries a camera.

 

【単語】

● encounter「偶然出くわす」
● vacation resort「リゾート」
● every other「2人に1人」

 

さてどうでしょうか。すんなり主語(S)と動詞(V)が分かりましたでしょうか?

例題の 解説

では以上の知識を使って今回の英文を読んでみましょう。

 

● Every other person encountered… person「名詞」ですので、この時点で、

 

Every other person(S) encountered…

 

としっかりと(S)として読めている人はバッチリですね。当然encounterを動詞(V)として捉えて

 

Every other person(S) encountered(V)
「2人に1人の人が…に出くわした」

 

と感じるのは【前から読んでいる】のですから当たり前なのです。ですが、at a vacation resort in a city park と読んでいき

 

Every other person(S) encountered…carries a camera.

 

動詞のcarryを見たところで、encounterは動詞ではないと瞬時に頭を切り替え、

 

Every other person(S)carries(V) a camera.

 

と文構造が前から読んで瞬時に理解できている(極まると無意識に)のが英文解釈ができるということなのです。

訳「休日の行楽地で出会う人の2人に1人がカメラを持っている」

スポンサーリンク

まとめ

さて今回の講座はいかがだったでしょうか?


このような感じで今後少しずつ【読解英文法】について触れていきたいと考えていますが「まこちょ、これは違う!」とかご意見等ございましたらぜひお知らせいただけば幸いでございます。



ではまた!

英文の文頭が何で始まっているかを確認するだけでスムーズに英語の形を判断することができます。以下のボタンをクリックして「文頭の学習方法」をつかんでください。
 
この続きはcodocで購読
まこちょの最新情報を深くお届け!
友だち追加
主語と動詞
スポンサーリンク
まこちょをフォローする



コメント

タイトルとURLをコピーしました