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付帯状況のwithの訳し方はコツをつかむと簡単だ!

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2017 4/19 更新

この記事を読むと
付帯状況のwithの用法が完璧にわかります


● みなさんこんにちは、まこちょです。


いやぁ〜だんだんと気温も落ちついてきて、油断してると明け方には肌寒くなることも多くなってきました。こういう時ですよ風邪ひくの。お互いに気をつけましょうね。って私はずでにやられているんですけどね(泣)。


さて本日は「付帯状況のwith」について皆さんと学習したいと思います。


生徒の質問がダントツに多い箇所がこの「付帯状況のwith」ですね。


まずは「【付帯状況】って何?」ってことですよね。まずはここからいきましょう!

付帯状況とは「同時進行」


付帯状況というのは「主節で表していることと同時に起こっている事柄」のことを指します。


ですから「〜ながら」とか「〜したまま」などという訳が与えられます。


これを英語ではwithを使って表現するんです。基本的な形はこう。


【ルール56】:付帯状況のwithの形

 with + 名詞 + 分詞(Ving / Vp.p)



この形を見てもらえば分かるのですが、withの後ろに名詞+分詞と並びます。そしてこの名詞と分詞の関係は【主語→述語】の関係にあるんですよ。

 

訳し方はVingのときは名詞との「能動関係」で、Vp.pのときは「受動関係」で訳します。

○【ルール57】:付帯状況のwithの訳し方

① with + 名詞 + Ving  ⇒ 「名詞がVしながら・したままで」 ② with + 名詞 + Vp.p  ⇒ 「名詞がVされながら」




例① The dog sat there with his tongue hanging out.
「その犬は舌【が】だらっとしたままそこに座っていた」



例② He stood in front of us with his arms folded.
「彼は、腕【が】組まれたままで私たちの正面に立っていた」

付帯状況のwithの訳し方で気をつけること


この付帯状況のwithは、まともに訳すと日本語が若干おかしくなることが多いんだ


だからよく意訳されます。付帯状況の訳出は「意訳」ありきと思っていいかもしれない。

○【ルール58】:付帯状況のwithの訳し方 ⇒ 意訳を心がけろ!


例えば先ほどの例①・②は意訳して、


例①: 「その犬は舌をだらっとしてそこに座っていた」

例②: 「彼は、腕を組んで私たちの正面に立っていた」



とすると「自然な日本語」にすることができるよ。でも例えば文法問題なんかで、



He stood in front of us with his arms ( ).

① folding
② folded



と(    )に適切な語句を入れなさいなんてよくある問題なんですが、こうした場合はwithの後ろにある名詞が( )の主語、すなわち「彼の腕【が・は】(       )」としっかり考えて答えを出さなきゃいけません。この点は忘れないでくださいね。


【2017 3/29追記】

※ よく「エンジンが動いたままで」の表現の質問を受けます。例えば



... with the engine running



なのですが、runningはなぜ「現在分詞」で表現するのか?の質問も良く受けます。


runは「動く」の意味のときは「自動詞」ですので、「受動態」にすることができませんしたがってthe engineが「動いている」と考えrunnningの現在分詞の用法になるのです。



【2017 4/19追記】

※「~して(その後)…した」と物事が連続して起こる場合の分詞構文も付帯状況といいます。


・連続的な動作の分詞構文には with は使いません。物事の起こる順序に沿って表現するのがポイントです


例 「彼女は帰宅して、お風呂に入った」


元の文:She came home and took a bath.


⇒ ○ She came home, taking a bath.

⇒ ○ She, coming home, took a bath.

⇒ × Taking a bath, she came home.


情報の流れが、実際の順序と異なっているので不適切

【追記終了】

本日の演習問題


[練習問題] withに注意して各文を和訳しなさい。

(1) A boy was running, with his dog following him.
(2) She kept silent with her eyes full of tears.
(3) He was seated with his legs crossed.
(4) He left home with his dictionary on the desk.
(5) He was standing with his hat on.





[解説]

(1) 訳:「少年が犬をつれて走っていた。」


his dog とfollowing 〜の間に主語→述語の能動関係


ところで、この文のwith以下を訳すと本来は「犬が(主語)→ 彼の後についていく(述語)状態で」のはずだよね。


でもこの構文は直訳では日本語がおかしくなるので、意訳を心がけなければならないわけ。



(2) 訳:「彼女は目に涙をためてじっと黙っていた。」

her eyesと full of tears.に主語→述語の関係。fullは形容詞。


分詞だけじゃなくて、名詞の後ろには、形容詞・副詞・前置詞なんかもくるよ。

○【ルール59】:付帯状況withの述語のその他

⇒ 形容詞 / 前置詞 / 副詞 / 前置詞+名詞


このwith以下も本来の訳は「彼女の目【が】涙で一杯な状態で」のはずだが、意訳されている。



(3) 訳:「彼は足を組んで座っていた。」

his legs(主語) とcrossed(述語)の間に「受身」の関係。(crossedはVp.p) 


したがって直訳では「〜される(た)」の訳を当てるところだが、

直訳:「彼の脚【が】組まれた状態で」→ 意訳:「脚を組んだ状態で」としているよ。



(4) 訳:「彼は辞書を机の上に置いたまま、家を出た。」

his dictionary とon the deskの間に主語→述語の関係

直訳:「彼の辞書【が】机の上にある状態で」→「辞書を机の上に置いたまま」


(5) 訳:「彼は帽子をかぶって立っていた。」


onは「(身に)つけて」という副詞(前置詞ならば後ろに名詞があるはず)。his hat とonの間に主語→述語の関係

まとめ


さて、本日はいかがだったでしょうか?付帯状況のwithのポイントはつきつめると、


① withの後ろの名詞は主語であるとはっきり意識する
② 訳すときは意訳すること多し(っていうかしないと日本語が変な感じになる)。


この2点をきっちりと押さえることにつきます。なにポイントを押さえりゃ簡単ですから大丈夫ですよ!




ではまた。



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