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付帯状況のwithとはいったい何?これがwith + O + Cを訳すコツだ!

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【2017 9/24 更新しました】

この記事を読むと
付帯状況のwithの用法が完璧にわかります


● みなさんこんにちは、まこちょです。





英文法の単元の1つに「分詞」という項目があるのですが、その中でも「付帯状況のwith」についての質問はとても多いんです。




そもそも「付帯状況ってなに?」と、その用語を初めて聞いた!という生徒すら結構いるんですよ。日常でこの言葉はあまり使わないと思われますので、まぁ当然と言えば当然かと。





そこで今回は「付帯状況」とは?から入り、その使い方、注意点などを徹底解説したいと思います。




非常に入試等でも狙われやすいこのジャンル、きっちりと理解して今後の英語学習に役立ててくださいね!


付帯状況とは「同時進行」



付帯状況というのは「主節で表していることと同時に起こっている事柄」のことを指します。





ですから「〜ながら」とか「〜したまま」などという訳が与えられることが多いんです。




これを英語ではwithを使って表現するんです。基本的な形はこう。


付帯状況のwithの基本公式
with + 名詞(O) + 分詞(~ing / ~ed)(C)




この形を見てもらえば分かるのですが、withの後ろに名詞+分詞と並びます。そしてこの名詞と分詞の関係は必ず【主語→述語】の関係にあるんですよ。



【※2017 9/24追記】

この点でよくやってしまうミスは、withの後ろに直接~ingを置いてしまうことです。整序問題などで出題されたときにwith ~ingという語順で書いてしまう生徒はよく見受けられますが、前置詞withは後ろに分詞の~ingを直接置くことができません


have ~ingがの形が英語界に存在しないようにwith ~ingの形が存在しないことは覚えておくと良いかと思います。

【※追記終了】

 

訳し方ですが~ingのときは名詞「能動関係」で、~edの過去分詞のときは「受動関係」で訳します。ちょっとまとめてみますね。


付帯状況のwithの訳し方  
① with + 名詞 + Ving
⇒ 「名詞がVしながら・したままで」
② with + 名詞 + ~ed
⇒ 「名詞がVされながら」



例① The dog sat there with his tongue hanging out.
「その犬は舌【が】だらっとしたままそこに座っていた」



例② He stood in front of us with his arms folded.
「彼は、腕【が】組まれたままで私たちの正面に立っていた」


付帯状況のwithの訳し方の注意ポイント


この付帯状況のwithは、まともに訳すと日本語が若干おかしくなることが多いんです



だからよく意訳されます。付帯状況の訳出は「意訳」ありきと思っていいかもしれません。


付帯状況のwithの訳し方
意訳を心がけろ!



例えば先ほどの例①・②ですが、


例①「その犬は舌をだらっとしてそこに座っていた」


例②「彼は、腕を組んで私たちの正面に立っていた」



とすると「自然な日本語」にすることができます。でも例えば文法問題なんかで、



He stood in front of us with his arms ( ).

① folding
② folded



と(    )に適切な語句を入れなさいなんてよくある問題なんですが、こうした場合はwithの後ろにある名詞が( )の主語、すなわち「彼の腕【が・は】(       )」としっかり考えて答えを出さなきゃいけません。この点は忘れないでくださいね。



※【2017 3/29追記】


※ よく「エンジンが動いたままで」の表現の質問を受けます。例えば



... with the engine running



なのですが、runningはなぜ「現在分詞」で表現するのか?の質問も良く受けます。


runは「動く」の意味のときは「自動詞」ですので、「受動態」にすることができません。したがってthe engineが「動いている」と考えrunnningの現在分詞の用法になるのです。



【2017 4/19追記】

※「~して(その後)…した」と物事が連続して起こる場合の分詞構文も付帯状況といいます。


・連続的な動作の分詞構文には with は使いません。物事の起こる順序に沿って表現するのがポイントです


例 「彼女は帰宅して、お風呂に入った」


元の文:She came home and took a bath.


⇒ ○ She came home, taking a bath.

⇒ ○ She, coming home, took a bath.

⇒ × Taking a bath, she came home.


情報の流れが、実際の順序と異なっているので不適切

【追記終了】


※【2017 9/24 再追記】

この、文の後ろに付帯状況のwithを使って表現するか、または~ing...の形でつなげていくかは、実は奥が深く、よく言われるのが「瞬間的な動作」を表すものは、付帯状況のwithを使って表すというものです。例えば


例「彼女は目を閉じて、音楽を聴いていた」



この日本文を英語で表現する場合は次の2通りの書き方があるように見えます。



She was listening to the music, closing her eyes.


She was listening to the music, with her eyes closed.


ですが「目を閉じる」というのは「瞬間的な動作」ですので、ここはwithを使った付帯状況にした方が良いのです。

※【2017 9/24 再追記終了】

本日の演習問題


[練習問題] withに注意して各文を和訳しなさい。

(1) A boy was running, with his dog following him.
(2) She kept silent with her eyes full of tears.
(3) He was seated with his legs crossed.
(4) He left home with his dictionary on the desk.
(5) He was standing with his hat on.





[解説]

(1) 訳:「少年が犬をつれて走っていた。」


his dogfollowing 〜の間に主語→述語の能動関係



ところで、この文のwith以下を訳すと本来は「犬が(主語)→ 彼の後についていく(述語)状態で」のはずです。



でもこの構文は直訳では日本語がおかしくなるので、意訳を心がけなければならないわけです。

with + O + C のCは分詞だけじゃない


(2) 訳:「彼女は目に涙をためてじっと黙っていた。」



her eyes full of tears主語→述語の関係full形容詞



分詞だけではなく、名詞の後ろには、形容詞・副詞・前置詞も置くことができます。


付帯状況with以下のC
with + 名詞 + 形容詞 / 前置詞 / 副詞 / 前置詞+名詞



このwith以下も本来の訳は「彼女の目【が】涙で一杯な状態で」のはずだが、意訳されています。



(3) 訳:「彼は足を組んで座っていた。」

his legs(主語)crossed(述語)の間に「受身」の関係。(crossedはVp.p) 


したがって直訳では「〜される(た)」の訳を当てるところですが、

直訳:「彼の脚【が】組まれた状態で」→ 意訳:「脚を組んだ状態で」としているよ。



(4) 訳:「彼は辞書を机の上に置いたまま、家を出た。」

his dictionaryon the deskの間に主語→述語の関係


直訳:「彼の辞書【が】机の上にある状態で」→「辞書を机の上に置いたまま」


(5) 訳:「彼は帽子をかぶって立っていた。」


onは「(身に)つけて」という副詞(前置詞ならば後ろに名詞があるはず)。his hatonの間に主語→述語の関係

まとめ

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さて、本日はいかがだったでしょうか?付帯状況のwithのポイントはつきつめると、


① withの後ろの名詞は主語であるとはっきり意識する
② 訳すときは意訳すること多し(っていうかしないと日本語が変な感じになる)。



この2点をきっちりと押さえることにつきます。なにポイントを押さえりゃ簡単ですから大丈夫ですよ!




ではまた。


合わせて何が何でも読んでおきたい!