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関係代名詞の【省略】をあっさり見極める方法!

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関係詞


● こんにちは、まこちょです。

 

さて本日のテーマは関係代名詞の「省略」でございます。

なんかよく「さぁ~ここに関係代名詞の省略がありますね~、じゃぁwhichを補ってやりましょう!」なんて、しれっと物申す先生方が多いように見受けられます。

 

実は、英語が苦手な方にとってはこの「省略」がこの箇所にあるなんてなんでわかんの??ってところこそが重要なんですよね。

 

分詞構文だってそうですよ。この~ing…は「分詞構文」ですね、ってストレートにいわれてもさ、~ing…には「動名詞」だってあるしね。

 

いきなりストレートに「省略はここだ!」っていわれても実践では今一つ役に立たないことが多いんですよね。

 

今回は、こういった悩みをもつ人に「関係代名詞の省略」に気づくためのポイントを余すところなく伝授!

 

これで明日からの英文解釈に磨きがかかること間違いなしです!

 

周りの人にも「あ、ここ省略ワンチャンあるね」とスタイリッシュに教えてあげちゃいましょう。

 

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本日の[練習問題]


[問題] 各文を和訳せよ。
(1) The car he has is very nice.
(2) We will visit the house he was born in.
(3) This is the most beautiful picture I’ve ever seen.

 

英文のありそうでありえない形って知ってる?


[解説]

まずね、英語って冷静に見ると、あ、これ変じゃね?って思える形をしていることがあるんだ。


それは、「名詞+名詞」の形のとき。


ここまでこの【読解英文法】のブログを読んでくれたナイスな方々?はもうお気づきだと思うんだけど、


英文に出てくる名詞って「働き者」でね。遊びがないんだよなぁ、こいつら。


名詞は英文のなかで 【S / O / C / 前置詞の後ろのO】のどれかになる。これは知ってるよね。

知らなかった人でもあわてるな!こんな記事があります。
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net


この中でS / O / Cはよーするに「動詞に支えられている」わけだよね? 図にするとこんな感じ。


S ← 動詞(V) → O / C


動詞は英文界の「司令塔」と言われる所以だね。


前置詞+名詞だって、見方を変えれば、名詞は「前置詞に支えられている」と言えるよな。


前置詞 → 名詞


何が言いたいかわかる?


英文の中の名詞ってのは「動詞・前置詞に支えられていないと生きられない」ということさ。


だから、名詞+名詞なんて、名詞が連続している箇所が出てくるなんて本来ありえないことなんだ


「名詞が名詞を支える」なんてね。


例を出そうかしら。「京都の町」って英語でどう書く?


the city of Kyotoって書くでしょ?間違ってもこう書かないと思うんだよね。


the city Kyoto


ね?ふつー英語は名詞って連続して書かないんだよね。


だからさ、英文の中に「名詞+名詞」の箇所が出てきた時は「通常ありえない形」として身構えていいんだよ。何かしら文法上のトリック?が入っている可能性が高いんだ。

〇【ルール77】: 関係代名詞の省略 ⇒ ①名詞+名詞の形になっている


(1) The car he has is very nice


この文見てよ、いきなりだよ。The carとheが「名詞+名詞」だよ?この形がもう英文にはありえない形なんだって。もちろん注意アンテナは張っていいね。

さて次。関係代名詞の省略があるための条件はこれ。

〇【ルール78】: 関係代名詞の省略 ⇒ ②名詞+名詞+Vの形になっている。※後ろの名詞がVのS

 


この(1)の文も、

The car he(S) has(V)


って後ろの名詞がhasのSになってるものね。


そしてラスト。これが重要なんだけど、ここが苦手な方ほんとーに多いよね。

〇【ルール79】: 関係代名詞の省略 ⇒ ③ Vの後ろの「目的語(O)」がない


なぜって関係代名詞の省略は「目的格」のみで可能だから、当然、後ろの文の「目的語」が変わったものだからだ。だからVの目的語があったらまずいわけ。ここでも、

The car he has → Oがない is very nice.


とhasの目的語(O)がない状態になっている。


この3つの条件が重なったとき、名詞と名詞の間に「関係代名詞が省略されているのだ!」

The car ← [(which/ that)he has] is very nice.
訳:「彼が持っている車はとてもすてきだ。」


(2) We will visit the house he was born in.


同様にやってみよう。一読してthe houseとheが違和感バリバリだ。


he was とS+Vになっていて、he was born inとinの後ろにOがない。決まった、省略ありだ!

We will visit the house ←[(which/that) he was born in].
訳:「我々は彼の生家を訪ねるつもりだ。」


(3) This is the most beautiful picture I’ve ever seen.


ノリに乗ってこれもいこう。the ~ pictureとIが名詞の連続。Iの動詞have (ever) seenのOがない。つまり名詞の間に関係代名詞が省略されている。


This is the most beautiful picture ←[(that) I’ve ever seen].
訳:「これは私が見た最も美しい絵です」

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まとめ


このように、関係代名詞が省略されていると分かりさえすれば、関係詞節は形容詞節なので前の先行詞にかければいいとわかるってわけ。簡単でしたね!

 

 

コツをつかんだら、ガンガン省略箇所を見つけちゃって友達に自慢しよう

 

 

ではまた!

関係詞の学習方法についてよくわからない!という方は以下の記事で効率よく勉強しましょう。体系的に関係詞の知識を積み上げることができます。

「関係詞の効果的な学習方法について」に戻る

●この記事で得た知識をもとに実践英文法問題を解いてみましょう!以下のURLで関係詞の問題にチャレンジ!

↓↓↓↓

「関係詞」の大学入試問題に挑戦してみよう!

 

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