● こんにちは、まこちょです。
私たちは何かと「予約」することが多いですよね?レストランの予約とかホテル、新幹線の予約など…
日本語ですと「予約」の言葉一発で表現できますから非常に楽なんですが、これが英語だと話は別。
何とこの「予約」の表現もシチュエーションにより使い分けています。ですから状況に合っていない表現を使うと、伝わらないこともしばしばですし、そもそのこの使い分けは入試頻出箇所となっています。
表現もかなり多くreservation、appointment、book、promiseなど、何度か聞いたことがあるような言葉もありますね。
そこで今回は、この「予約」の表現をしっかりとシチュエーションごとに使い分けてみようと思います。意外にややこしいですがしっかり押さえちゃいましょう。ぜひ使いこなしていただければ幸いです!
reservation、appointment、book、promiseの表現の違い
reservation
reservation を使うのは、座席や場所をキープする必要がある時です。したがってレストランの予約やホテルの予約などがそれに当たります。
② ホテルの予約
③ レストランの予約
④ コンサートの席予約
このreservationの特徴はあくまでも「場所」のキープで使われるということです。したがって「時間」の概念がないというのが最大特徴ですね。
例
Let’s make a reservation at that French restaurant.
「あのフランス料理店の予約をしましょう」
つまりこの「時間」のキープまで含んだ「予約」が次のappointmentになるわけです。
appointment
「アポイントメント」とカタカナ表記でもよく見られますから馴染みのある英語表現かと思います。
まずこの表現ですが、どんな時に使うかについてお話する前に日本人がカン違いしている表現でもありますので、まずはそこから押さえましょう。
日本語でよく「アポイントメント」の略で「アポ」といいますが、これが実はコテコテの和製英語であることは案外知られていません。
したがって英語圏で「アポ」を連呼しても全く通じませんので注意しましょう。私も何度か恥ずかしい思いをしています(笑)
appointomentは「特定の時間」と「場所」を決めて、何かの目的(医療関係やビジネス等)で誰かと会う時に使います。お医者さんに診てもらう時などはこのappointmentを使います。
② 取引先の人と会う約束
③ 会計士(弁護士)に会う予約
例
I’ve got a dental appointment at 3 o’clock.
「3時に歯医者の予約をしました」
ちなみにですが、「友達との約束」については appointmentは固い言い回しから使わずplanを使います。
promise
promiseは「予約」ではなく「約束」。誰かに「何かをする」とか「しない」とかを約束するものです。
例
The father promised his son to buy a toy.
「父は息子におもちゃを買ってやると約束した」
book
最後にbookですが、bookにも「予約する」という意味があり、名詞ではbooking、通常はreservationと使い方が変わりません。
この辺は慣習的なものになるのですが、例えば図書館で「本を予約する」場合、book a bookと表記することは理論上可能ですが、見たらわかるように同じ言葉が繰り返されて非常に「変」に見えます。
また「予約された駐車場」はreserved parkingといい、booked parkingとは言わないのも慣習的なものなのです。
主に動詞で
book a flight「飛行機を予約する」
book a hotel room「ホテルの部屋を予約する」
などのように使います。
まとめ
さて今回はいかがだったでしょうか。この「予約」という表現、なかなか使いこなすのは大変ですが、ぜひマスターしていただけたらと思います!
ではまた
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