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高校生がTOEICを受験するなら絶対に押さえなければならないポイントとは?

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● いつもありがとうございます、まこちょです。

 

最近高校生の間でも「TOEIC」テストを受験する人が本当に多くなってきました。時代は変わったものですね。

つい最近まで、大学生が就職活動のためにTOEICで一定のスコアを必要とするというパターンはよく聞いていたのですが、今や高校生がTOEICテストを受けるんですよ。

 

そして当然、私への質問も大学入試の英語についての質問は相変わらずですが、ポツリポツリと

 

 

「先生、TOEICのテストは大学入試とやっぱり勉強方法が違うのですか?」

 

とか

 

 

「TOEICのテストってリスニング中、メモ取るの禁止ってホント?」

 

 

「TOEICテストって200問も問題解かなきゃならんの?〇ゾじゃん」

 

 

など、結構な割合で私の耳に入ってくるようになりました。

 

なぜこれほど、高校生にとってTOEICが関心事になるのか?もちろん原因ははっきりしています。大学入試の科目として採用する大学が増えてきているのが、もっともな理由でしょう。

 

私も最近、TOEIC公開テストを受験する機会を少しずつまた増やし始めているのですが(ボケ防止で)、以前よりも高校生の受験者が多いなーという印象があります。

 

そこで今回はTOEICを受験する高校生に、TOEICでいったい何点を目標にがんばったら良いのか?その勉強方法に「スタディサプリTOEIC対策コース」はなぜ「神」選択になるのかを解説したいと思います。いや、いいですよ関ちゃん(?)

 

今後TOEIC受験を視野に入れている高校生、スタディサプリTOEIC対策コースがちょっと気になっている英語学習者の参考になれば幸いです。

 

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大学入試にTOEICを活用している大学が増えている

まず世間の高校生の関心事はコレなのではないでしょうか。そう、TOEICは「大学受験」に使えるんです。

 

例えばETSよる2016年調査によると、TOEICを入学試験に活用している大学数は427、短期大学106、47の高等専門学校にのぼり、この傾向は今後増加するでしょう。

 

しかし2016年の調査とはいえ、580もの学校でTOEICテストが大学入試で使用されているというのはなかなか無視できない事実ですね。

 

ところで、こういった大学は、TOEIC受験者(高校生)にいったいどの程度のスコアを要求しているのでしょう?一部の有名大学を例にご紹介します。

 

大学名 学部 入試の種類 スコア
北海道 工学部  AO 600点
国際教養大学 全学部 一般入試 780点
首都大学東京 都市教養学部 その他 520点
青山学院大学 経済学部 その他 590点
国際基督教大学 全学部 その他 800点
東京理科大学 経営学部 一般入試 550点
関西大学 法学部 AO入試 500点
関西学院大学 全学部 その他 550点

 

ほんの一部の抜粋になりますが、一番右端のスコアがTOEICの点数になります。とはいってもこの数字がいったいどの程度のレベルなのか分からないといまいちピンときませんよね。

 

参考までに高校生のTOEIC平均スコアがデータとして手元にありますのでご紹介。高校生のTOEIC平均データ(2016年)では、リスニングが242点、リーディングが168点、合計スコアが平均410~となっています。

 

若干の誤差を考慮しても大体高校3年生のTOEIC平均は400~450の間と考えてよろしいかと。

 

ということは上記の大学のTOEIC要求スコアはなかなかハイレベルだということがうかがえますよね。

 

ちなみに全くの余談ですが、私がTOEICを初めて受けたときのスコアがトータル580くらいでした。英語に関しては青山学院大学、私不合格です(笑)

 

また、みなさんには結構なじみ深い英検とTOEICの相関図も載せておきましょう。

 

英検 TOEICスコア
1級 860
準1級 730
2級 520
準2級 410

 

こうしてみるとTOEICスコアが730~を超えると、試験形式が違うので何とも言えませんが、少なくとも英検準一級に合格できるくらいの英語力は備わっていると言えそうです。

 

ということは国際教養大学は少なくとも英語に関しては英検準一級にパスするくらいの英語力を求めている、と。これはなかなか高校生にとってはハードルが高いと言っていいのではないでしょうか。

 

このようにTOEICを試験科目として採用する大学は今後も増えると予想しますが、求められるスコアは、上位大学にもなると、なかなかレベルの高いスコアになるということは知っておいてよいでしょう。

 

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TOEICの学習の仕方

高校生の質問で最も多い質問が「TOEICは大学受験と何が違うの?」というもの。もし高校生でTOEICのスコアをどうにかしようと考えているのならば、この点はしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

 

①英単語

大学入試英語の場合、出題される英文の分野がとても広いので、各分野の英単語を「広く・浅く」学習する必要がありますが、TOEICは「ビジネス英語」に特化した内容になってます。

 

つまりTOEICはかなり専門的な単語を吸収する必要があるのが大きな違いと言えるでしょう。

 

したがってもっとも一般的なパターンとしては

 

大学入試で学習する標準的な英単語の習得

TOEIC用英単語で学習

 

と段階を踏んで学習するのがベスト。いくらTOEICがビジネス専門の英単語が出題されるからといっても、大学入試で出題される英単語をないがしろにしてTOEICに出る英単語ばかりを学習しても、まったく意味がないことを高校生は知るべきです。

 

高校生は大学入試の英単語をまずは会得し、その上をTOEIC用英単語で「コーティング」する、というイメージで学習するのが一番しっくりくるやり方です。

 

②英文法

この点については、高校生はラッキー(?)としか言いようがないです。大学入試用の英文法書は非常に網羅性が高く(FORESTなんか最強です)、高校英文法で得た知識をそのままTOEIC学習に応用することが可能。

 

しかも最近では、高校英文法の問題もだいぶTOEIC寄りになってきており、ますます高校英文法の価値が上がっています。

 

TOEICの文法問題は大学入試英文法と比べると、その出題範囲も限られており(例えばTOEICには仮定法に関する問題はほとんど出ません)ますので、高校英文法を会得していれば、まずTOEICのPART5で困るなんていうことはないはずです。

 

ただし!

 

高校生は「品詞」問題が苦手な人が多いのですが、TOEICの問題はメール等に正確な英語を書けるように、というコンセプトからこの品詞についての問題が多発します。

 

したがってもしこれまで「なんとなく」形容詞や名詞を選んでいた高校生は、今一度品詞について強くなっていなければ、TOEICの品詞問題で面食らう可能性があるのは覚えておきましょう。

 

なお、「大人のやり直し英語」を実践している人は、TOEICの英文法問題集をいきなり取り組んでも今一つピンと来ないで英文法学習を終了してしまう場合があります。

 

その理由としてTOEICの英文法問題集は説明が簡素になりがちなんですよね。

 

ですので、もししばらく英語に遠ざかっていた方がもう一度英語学習を開始した場合、高校生の総合英語の参考書を使うのがベスト。非常に丁寧に解説しているので、無理やり英文法を暗記するよりは、効率よく勉強することができるでしょう。

 

その後は、TOEICの公式問題集、または後述のスタディサプリTOEICコースの英文法の実践問題を解くことで実践力を養っていくのがいいですね。

 

③ 長文

このジャンルは高校生で誤解を生じる場所です。TOEICに出題される長文は、大学入試の長文と比べても構文的に複雑なものはほとんど出ません。一文一文で見るとTOEIC長文は非常にシンプルです。

 

ではなぜTOEICの長文は大学入試の長文と比べると「難しく」感じてしまうのか。その理由をまとめると

 

  1. 扱っている単語に慣れていない
  2. 単純に分量が多い
  3. 内容がビジネスに特化しているので、ストーリーに上手く入っていけない
  4. ビジネス英語用の言い回しがよく出る

 

などが主な理由です。TOEICは先ほども言った通り「ビジネス」英語なので、扱っている英文素材ももちろん、実際のビジネスシーンで使うような内容です。

 

ところが高校生はビジネスを経験したことない場合がほとんどですから、そりゃ、読みにくい!と感じても不思議じゃないですよね。

 

またTOEICの長文の分量は「センター試験」の比ではありません。あの尋常ではないTOEICの長文を制限時間内に読み切るのは、相当な速読力と情報収集能力が必要です。

 

よくTOEICでスコアが800点を超え始めると、センター試験の長文の分量なんてお子ちゃまレベル(?)と感想を漏らす人がいるのは、こういった事情によるものです。

④リスニング

大学入試英語とTOEICの最大の違いがこの「リスニング」ではないでしょうか。そのくらい初めてTOEICを受けた高校生が度胆を抜かれるパートがこのリスニングなんです。

 

いったい大学入試英語と何が違うのか?それはもう、全く違います(笑)ちょっと下の表を見てください。

 

  大学入試英語リスニング(センター) TOEICリスニング
読み上げ 2回 1回
メモ取り ×
問題数 約55問 約100問
時間 約30分 約45分

 

こんな拷問のような形式を訳45分、100問ほど解くわけです。私なんか最初にTOEICを受けたとき、思わず「俺はネイティブかよ?」と思ったくらいですから(笑)

 

リスニングを2回読み上げてくれる高校リスニングなんて、正直ぬるすぎです。

 

ちなみにTOEICは各会場で受験するのですが、このリスニングパートのときが一番緊張した空気が流れます。理由はもうお分かりですよね?

 

こんなリスニングが1回しか読まれない、しかもメモ取り禁止のなかで受験しているみなさんは「頼れるのは己の耳のみ」という感じで【超】集中しているんです。

 

こんな状況下でリスニング中くしゃみなんかしてごらんなさい、おそらくネットに晒される勢いです(笑)

 

そう、TOEICとは「戦い」なのですよ。

 

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あとがき

 

さて今回はいかがでしたでしょうか。このように高校生でTOEICを受験する人はそれ相応の「構え」が必要です。

 

ですが、高校英語がTOEICを受ける際でもしっかりと「基礎」の役目を果たしてくれるの間違いありません。ですからまずは高校英語をしっかりマスターしましょう。

 

今回はちょっと記事が長くなってしまったので、後半では、高校生が効率よくTOEICを学習するにはどうしたらよいかをアップします。

 

ではまた。

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