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SVOCの倒置形OSVCに気づくための方法とは? 和訳のコツを教えます!

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この記事を読むと
SVOCの倒置形に気づくコツが分かります。



●こんにちは、まこちょです。




英文はどんなに長い文でも5文型のどれかに振り分けることができるのはみなさんもご存知かと思います。




ところが英文によってはこのSVOCの語順にすんなりハマってくれない複雑な英文もあるんですね。今回はそのような英文を和訳してみたいと思います。



ぜひ丁寧に解きほどいて英文の構造がどうなっているかをじっくり考えてみてください。

本日のお題

【問】

What the tourist considers most picturesque about a country the people living there often think shameful and unprogressive.(日本大学)


【参考単語】
picturesque:形「絵のように美しい」
shameful:形「恥ずかしい」
unprogressive:形「進歩的でない」



今回の問題は日本大学の和訳問題を取り上げてみます。どうでしょう?この英文は一文ですがしっかりとSVOCを押さえることができるでしょうか。単語を参考にしてぜひしっかりと和訳を作ってみてくださいね。




【解説】


文頭のwhat節の処理



この文に限らず英文はSVOC、特に主語(S)動詞(V)が分からないと基本的には和訳することができません。というわけで、この文も何はともあれ主語動詞を見つけようとするのですが、それがまず見つけにくいという何とも厳しい問題になっています。




そういうわけで、文頭から見ていくことになるのですが、まずはwhatからこの文は始まっているのが分かります。




What the tourist considers most picturesque...




実は文頭のwhatはパターンが2種類しかないので覚えておくとかなり便利です。



文頭のwhatの処理
① 文末に「?」がある
⇒ whatは疑問詞「何~?」
② それ以外
⇒ whatは関係代名詞「~すること」



今回は文末に「?」がないのでこのwhat関係代名詞「~すること」と訳そう。


what節の処理についてはこちらの記事が詳しいです
www.makocho0828.net

what節は名詞節


またwhat節は全体で「名詞」になります。したがって今回の文のwhatは一体どこからどこまでで名詞節を作っているかなのですが、実は比較的分かりやすい切れ目の箇所があるんです。それは




What the tourist considers most picturesque about a country the people...



英語は名詞名詞が連続で続くことはある特殊な事情以外は基本ありません。名詞と名詞がつながる場合は間に「前置詞」を置いて表現するんです。




したがってwhat節はこのa countrythe peopleの間で切れていると考えましょう。すると





[ What the tourist considers most picturesque about a country ] the people living...




[ ]内を訳してみましょう。What the tourist(S) considers(V) most picturesque(C) about a country「旅行者がある国についてこの上なく美しいと考える【こと】」



文中における「名詞」の役割についてはこの記事をどうぞ
www.makocho0828.net

what節はS/O/C/前置詞のOのどれかになる




ところでwhat節は全体で「名詞節」になりますので、英文の中で役割が与えられます。通常はS/O/C/前置詞のOのどれかになり、文頭のwhat節は通常全体の「主語(S)」になることが普通です



What he said is true.
彼が言ったことは真実です」




赤いwhat節の部分がis主語(S)になっているのが分かりますよね。




では今回の場合もwhat節が全体の文の主語になっているのかな?と思い全体を見てみると、




[What ~ a country] the people(S)... think(V) shameful and unprogressive.




think主語(S)にはthe peopleすでにあることに気づいてしまうんです。先ほどの例文の形と違いますよね。



ですが、英語の名詞は英文の中で必ず「役割」を持っていなければなりません。したがって今回のwhat節も何らかの「役割」が与えられている!そう思ってよく全体を見てみると、あることに気づくんですね。

thinkの語法


それはこの文のthink。実はthinkはかなり語法的に重要なポイントを持っている単語です。



thinkは通常は「自動詞」think of(about)で使うのですが、thinkは後ろがthat S+V、またはthink+O+Cのときは「他動詞」で使うんです。


thinkについて細かく学習したい方はこちらの記事へ
www.makocho0828.net
www.makocho0828.net



ところがこの文は




...think shameful and unprogressive




で、この赤い部分は「形容詞」Cにしかなりません。think「他動詞」で使う場合は後ろに必ず「名詞」が必要なのです。




...think(V) + 名詞(O)がない + shameful and unprogressive(C)




そうここでピンとこれた人は素晴らしい!先ほどのwhat節は、実は元々はこのthinkの目的語(O)の位置にあったんですね。




...think(V) [what~ ](O) shameful and unprogressive(C)



つまりこの文は全体でSVOCの第5文型を取っているのですが、Oの部分が文頭に出た「倒置」の形(OSVC)をしていたというオチなのでした。


和訳「旅行者がある国についてこの上なく美しいと考えるものを、地元の人々はみっともないとか遅れていると思うことが多い」


まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。結論からいうと「SVOCのOは文頭に出ることがある」という非常に難しい英文になっていました。こういう文を「倒置」しているというのですが、正しく文法的に攻めていくと上手くロジックがつながりますので、しっかりと考え方を身につけましょう。




ではまた