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主節と従属節は何が違うのか?英文解釈の生命線、見分け方は非常に簡単だった!

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やさしく語る英文解釈
この記事を読むと
主節と従属節の見分け方が分かります。

 

 

● いつもありがとうございます、まこちょです。

 

英文を読んでいると、文中になんかやたらに主語(S)と動詞(V)がたくさん出てくる英文があって、複雑になっているものがありますよね。

 

特に英語初学者ほど、このS+Vがたくさん出てくる英文は苦手意識があるようです。

 

ところが最近のTOEIC PART 7の英文は、1文1文がやたらに長く、複雑化していますので、これが制限時間内に終わらすことを難しくさせている一因にもなっているんです。

 

したがってこういった複雑な文をいかに素早く解釈できるかがPART 7攻略のポイントといってよいでしょう。

 

そこで今回は複雑に入り組んだ英文からいかに素早くメインの文、すなわち「主節」の文を見つけるか、その見分け方を徹底攻略します。

 

ぜひマスターしていただいて今後の英語学習にお役立てください。多分今後のリーディングの勉強に非常に即効性が高い攻略になるでしょう。

 

そ~なんだよな~、大体英文が複雑すぎるんだよ!

 

主節(メイン)の文が分かるようになるとだいぶ読みやすくなるよ!

 

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主節と従属節とは?

みなさんが読む英文には、必ず「主節」というものがあります。これがない英文は存在しません。じつはこの点が一番重要だったりします。

 

しかもこれも重要なのですが、英文の「主節」は基本英文中に【1つ】しかありません。

 

 
主節(メイン)の文
必ずある
英文中に基本1つ

 

この主節の文が見つけられたら、英文解釈の「半分」は終わっていると言ってよいでしょう。ところが英文には「主節」のほかに、「従属節」というものがあって、この節のせいですんなり主節の文が見つからない、という事態になるのです。

 

したがってみなさんは主節の文と従属節の文はいったい何が違うのかをしっかり理解しておかないといけません。ですがとても簡単です。

 
主節と従属節の違い
主節の文 ⇒ 主語(S)の前に接続詞・関係詞がないもの
② 従属節の文 ⇒ 主語の前に接続詞・関係詞があるもの

 

ちょっと例文を見てみましょう。

 

例①

As we grow older, our memory becomes weaker.

 

この文はS+Vの箇所が2か所ありますが、どちらの文が主節(メイン)の文か分かりますか。

 

As we(S) grow(V) older, our memory(S) becomes(V) weaker.

 

この文の赤い文はwe(S)の前に接続詞のAsがついています。したがって赤い文の箇所は主節ではなく従属節。主節は青い文の方になるというわけです。

訳「成長するにつれて記憶力は弱まる」

 

では次の文の主節はどこ?

 

例②

 When I told him that I would go to America, he said that he envied me.

 

いきなり複雑になりましたが、主節は英文中1つ。つまり言い換えれば他の文は主語(S)の前に接続詞や関係詞がついた従属節ということになります。この英文は4つものS+Vがありますが、

 

 When I(S) told(V) him that I(S) would go(V) to America, he(S) said(V) that he(S) envied(V) me.

 

he(S) said(V)の文だけがheの前に接続詞・関係詞がついていないのでこの文が主節となります。つまりこの文で一番言いたい文は「彼は言った」の箇所ということですね。

 

 When I told him that I would go to America, he said that he envied me.

訳「私がアメリカに行くと彼に言ったとき、うらやましいと彼は言った

 

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練習問題

これを踏まえた上で以下の文を英文解釈してみましょう。

【問】次の文を英文解釈しなさい

… But as the conflict developed, the public, while they were still against taking up arms, began to divide into two groups.

 

【単語】

  • conflict 「闘争」
  • the public 「市民」
  • against taking up arms 「拳を振り上げて抵抗する」

 

 

さてどうでしょうか。文の途中からの抜粋ですが、なかなか主節の文をキャッチするのは難しいかもしれません。順番に左から読んでいきましょう。

 

asは接続詞

● But as the conflict developed ⇒ the conflict(S) developed(V)S+Vの文ですが、接続詞のasが前についていますので、この箇所は「主節」の文ではありません。as「つれて」と訳すと良いでしょう。訳「しかし、戦いが激しくなるにつれて」

 

宙ぶらりんの名詞はない

続いて、

 

… the public, while they were still against taking up arms, …

 

一見(?)がつきますが、the public「市民」「名詞」がぽつんと出てきます。英文中に出てくる名詞というのは必ず何らかの「役割」が与えられています。

 

そして文の初めに出てくる名詞は文の主語(S)になるのでしたね。

 

 

英文中の名詞の「役割」についてはこちらの記事をどうぞ

▶ 英文中の「名詞」の役割とは?最重要品詞をしっかり押さえる!

 

 

それならthe publicの動詞(V)が出てくるはずなのですが、while they were still against taking up armsの文が「挿入」されていて分かりづらくなっています。

 

ですがthey(S) were (V)の前に接続詞のwhileがついていますのでこの箇所も「主節」ではありませんね。「挿入」の箇所は(            )に入れて省いてしまいましょう。すると、

 

the public(S), (while they were…),  began to divide(V) into two groups.

 

動詞のbegan to divide(V)が現れて安心できました。よく見るとthe publicの前には「接続詞・関係詞」がついていませんので、この赤い箇所が「主節」のS+Vであることが分かるというわけです!

 

訳「しかし、戦いが激しくなるにつれて、相変わらず抵抗をしてはいたが、市民は2つのグループに分かれ始めていた

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あとがき

 

さて今回はいかがだったでしょうか。この主節の文を素早くつかむというのは英文解釈上非常に重要なポイントになりますので、ぜひ会得していただければと思います。

 

また会いましょう。

英文の文頭が何で始まっているかを確認するだけでスムーズに英語の形を判断することができます。以下のボタンをクリックして「文頭の学習方法」をつかんでください。
 
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