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関係形容詞の使い方とは?whatが「すべての~」の意味になる理由を徹底解説!

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この記事を読むと
関係形容詞についてはっきり理解できます。


● こんにちは、まこちょです。



みなさんは「関係形容詞って聞いたことはあるでしょうか。関係代名詞じゃないですよ。



この関係形容詞と呼ばれるものは、what、whatever、which、whicheverなどがあり、特徴としてはwhat + 名詞という形で、後ろの名詞を修飾する「形容詞」のような使い方をするんです。




と説明するのは簡単なのですが、この関係形容詞、実は苦手にしている英語学習者は非常に多いんです。特によくある質問が、




「先生、whatって名詞の代わりに使うものじゃないですか?それなのになぜ関係形容詞のときは『形容詞』になっちゃうんですか?気になって夜も眠れません」



というもの。確かにこの点は疑問を持ちやすいですよね。通常whatなんて



What he said yesterday was true.
「彼が昨日言ったことは真実であった」



のようにwhatsaid目的語、つまり「名詞」が関係代名詞として前に出たものだという認識が私たちにありますから、それを突然「関係形容詞なんて言われても正直腑に落ちないところがあるのは当然ですね。なんで「関係代名詞「関係形容詞に突然なってしまうんだ!ということですよ。



そこで今回はこの「関係形容詞」を、誤解が生じない程度に考え方の視点を変えて説明したいと思います。ぜひ、マスターしていただいて今後の英語学習にお役にたてれば幸いです。

関係形容詞というネーミングの悪さについて


これはあくまでも私の個人的な意見なのでそのつもりで読んでほしいのですが、正直言ってこの「関係形容詞」というネーミングはあまり良くないと思っています。なぜ、このネームがよくないのか、ちょっと説明しますね。



例えばみなさんは「彼が持っているもの」関係代名詞whatで表現しろと言われたらどうでしょうか。おそらく下のような形で表現しますよね。



what he has




ところでこの表現をもう一度改めてじっくり見てほしいのですが、もちろんwhatの箇所は「もの」の部分ですね。



この「もの」って具体的に何を指しているのか今一つ曖昧ですよね。それはwhatの指す範囲があまりにも広すぎるからなんです。もしかしたらwhat「(彼が持っている)筆記用具」かもしれないし、もしかしたら形のないもの、例えば「能力」かもしれませんよね。



そう、whatという単語はそのまま使うとかなり抽象的な表現であることは注意が必要です。



He will show what he has.
「彼は持っているものを見せるだろう」



この例文を見せられて、私たちが思うのは「持っているもの」って何?ということじゃないですか。「鉛筆?」「スマホ?」「魅力?」、正直この文では分かりません。



そこで先人たちはこのwhatの範囲をもっと「狭く」する技を開発したのでした(大げさだなぁ)。

what + 名詞 ⇒ whatと名詞は「同格」?


それがこのwhatの後ろに「名詞」をつけるだったのです。例えば「彼が持っているもの」ですが



what he has



このままじゃwhatの中身がよくわからないので、



what ability he has



whatの後ろに「具体的な名詞」を置く。まるでwhatを補佐するかのように。



つまりこのwhatと後ろの名詞は「同格」と考えて、



whatability】 he has

「彼が持っているもの、すなわち能力

「彼が持っている能力(全て)」



と考えた方が実践的であると私は思うんです。つまりwhatと後ろの名詞は「同格」の関係としてとらえた方が「関係形容詞」というようなネーミングに惑わされずに理解しやすくなると考えています。



わたしも実際の生徒にこの表現を教える場合、実は「関係形容詞」の名前を使わないで説明することが多いんです。なぜなら今回の生徒の質問のように、無用な混乱を与えかねないと考えているから。



それだったらいっそのこと、whatと名詞をwhat = 名詞と「同格」の関係にとらえて処理していった方が何倍も負担が軽いんじゃないか、というのが私の考えなんです(実際の文法にはこういった定義はありませんので注意してください)。


同格の名詞についてもっと知りたい場合はこちらの記事がおススメ
www.makocho0828.net

なぜwhat +名詞で「すべての名詞」になるのか


またこれもよく質問に上がるのですが、what + 名詞すべての名詞」「名詞のすべてと訳すことになっているのですが、なぜwhat「すべて」と訳すのでしょうか。



実はwhat + 名詞なのですが何かが省略されています。それはever。つまりもとはwhatではなくwhateverで使われた用法だったのです。



whatever he has
「彼が持っているものは何でも



whateverの後ろに名詞をつけて



whatever ability he has
「彼が持っている能力は何でも」

「彼が持っている能力のすべて



となったわけです。このwhateverからeverが省略された形がwhat + 名詞だったというオチです。everが落ちているんですね。つまり


He will show what ability he has.

= He will show all the ability that he has.


と言っていることと同じことなのです。

what + 名詞 / which + 名詞



すこしバリエーションを見てみましょう。


例 
Ken bought the guitar with what little money he had.
「健はなけなしの金をはたいてそのギターを買った」


what little money「少量のお金すべて」。つまり「なけなしのお金」になるわけです。



whatだけではなくwhichにもこの用法があります。ただしwhichの場合、非制限用法(継続用法)で使うことに注意しましょう。

継続用法についてはこちらの記事がおススメ
www.makocho0828.net



We traveled together as far as London, at which place we parted company.
「私たちはロンドンまで一緒に行って、そこで別れた」



この例文を見てください。which +placeとなっていますよね。つまり which =「場所」。「同格」の関係ですからこのwhich「場所」を指していると分かるわけです。ここではLondonですね。




The bus service may be stopped because of heavy snow, in which case I will have to walk.
「大雪でバスは止まるかも知れない。その場合には歩かなければならないだろう」



which + caseという形になっていますね。case「場合、状況」。したがってwhich「場合」を指していると分かるわけです。



ここでいう「場合」とは「大雪でバスは止まるかも知れない」ということ。つまりこのwhichThe bus service may be stopped because of heavy snowを指していると分かるわけです。



ね?関係形容詞として押さえるよりも、関係代名詞と後ろの名詞「同格」と理解しておいた方が分かりやすいでしょ?