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everの使い方は完璧か?意外に難しいこの単語の用法をまとめてみた

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形容詞・副詞

●いつもありがとうございます、まこちょです。

 

みなさんの馴染み深い単語にeverがありますが、このeverは思った以上に使いどころが限られることはご存知でしょうか。そう、everはおいそれと自由に使える表現ではなかったりします。

 

そこで今回は英語で使われるeverの用法を徹底解説!実は入試問題で頻出するこの単語の使い方をしっかりモノにして、今後の英語学習にお役立てください。

 

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everは意外に制約が多い

everは英文のいたるところで見る割には、制約が多い表現です。したがってまずはeverの基本的な使い方をマスターする必要があるんです。

 

everは副詞

everの品詞は「副詞」なのですが、実は意味が豊富。もちろん意味の違いで使い方が変わるのは覚えておきましょう。

「かつて」「これまでに(今までに)」のever

私たちがeverについての用法を一つ上げろ、と言われたらまずこの用法を挙げるのではないでしょうか。それが「かつて」「これまでに」のeverです。

 

中学生の時に、現在完了形の経験用法で一緒に学習したことがあるのでなじみ深いはずです。

 

Have you ever been to Kyoto?

「あなたはこれまでに京都に行ったことはありますか」

 

ところでこのeverの使い方も実は制約があることを押さえて置くべきです。

 

●「これまでに・今までに」のever

① 疑問文・否定文で使う

② 否定文でnot everで使うことは極めて少ない

 

そう、この意味のeverでまずがっちり押さえておくべき知識は、「これまでに」のeverは肯定文で用いることがないという点です。これは意外なようでしっかりと守られているんですよね。

 

ちなみに否定文ではeverを使うことはできるのですが、そうするとnot everということになります。このnot everを合体したものがneverなんですよね。

 

ですから否定文を使うときはneverがメインになってしまいますのでnot everと「離して」使うことはまれであると覚えておくと良いでしょう。

 

 I have not ever been to Kyoto.

=I have never been to Kyoto

「京都に行ったことはありません」

 

※最上級【肯定文】と一緒に使うever

「これまでに」「今までに」のeverは確かに疑問文・否定文で使うのですが、何事にも「例外」というものはあるんですよね。

 

このeverも実は「肯定文」で使える用法があるんです。それが「最上級」と一緒に使うever。

 

This is the best cheese cake I have ever had.

「このチーズケーキは今まで食べた中で一番美味しい」

 

It was one of the best books I’d ever read.
「今まで読んだ中で最も素敵な書籍のひとつでした」

 

 

※このeverの使い方がイディオムとしてよく出題されますので以下の表現を身につけておきましょう。

as ~as ever:「相変わらず~だ」

His hatred of Communism was as strong as ever. 

「彼の共産主義への憎しみは相変わらず強かった」

 

as ~as ever lived:「今までにないほど~だ」

He is as great a scientist as ever lived.

「彼は今までにないほど偉大な科学者だ」

 

この文は「肯定文」にもかかわらずeverが使われていることが分かるでしょうか。

 

この用法は非常に出題頻度が高い構文ですのでよく覚えておきましょう(といいますか『everは「肯定文」では使わない』と、中途半端に知識を身につけている受験生のアンチテーゼとして出題されている傾向すらうかがえます)。

 

比較級の学習方法が分からない!そんな方は以下の記事を確認してみてください

比較級の学習方法はこちらで完璧!完全攻略します

「いつか~」の意味のever

everは「今までに・これまでに」の意味のほかに「いつか~」という意味のeverもあるんですよね。これも意外と知らない人は多いんじゃないでしょうか。

 

このeverの特徴はif節の中で使われることなんです。以下の例文を丸ごと覚えてしまいましょう。

 

If I ever have a chance to see him again, I will tell him the truth.

「もし僕がまた彼と会うことがあったなら、そのときには彼に真実を話そう」

 

このときif節のなかは、必ず「現在形」で表現するのがルールです。

 

●「いつか~」の意味のever

① if節(条件節)の中で使う

② 時制は「現在形」

 

しかしeverもまとめると意外に用法が多くて困りますねって、まだありますよ(笑)

強調のever

なんとeverには「強調」の用法があります。主に疑問文・否定文のなかで使われるのですが、「これまでに」などと訳しても全く意味が通じませんので注意しましょう。

 

Who ever can it be?

「いったい全体誰なんだ?」

What ever happened to her?
「彼女にいったい何が起こったの?」

I will never ever see the person again!!

「もう絶対その人とは会いたくない!」

 

これなんかすごいですよ。neverですでに相当強い否定の言葉「一度も~ない」なのですが、それに輪をかけてeverが使われています。

 

「もう絶対に会いたくねー!!」と強調しているんですね。never everはネイティブもよく使う熟語表現ですので使いこなすとカッコいいですね。

 

never ever「絶対にありえない」

 

またこの強調のever、最上級の文末につけたり、soを強調したりもできるんです。

 

This is the largest diamond (found) ever.

「これはこれまで見つけた中で一番大きいダイヤモンドだ」

I’m ever so angry.

「ムカついてしょうがないよ」

 

everを使った強調はそのほか、sinceやafterなどの前につけて表現することも可能。ほとんど熟語として覚えてしまっている人もいるかと思います。

 

She hasn’t spoken at all, ever since the accident.

「彼女は事故以来全く口をきかない」

Ever since gold was discovered, visitors from all over the world have flocked to the town.

「金が発見されてからというもの、その町には世界中から観光客が詰め掛けている」

 

They lived happily ever after

「彼らはその後ずっと幸せに暮らしました (「めでたしめでたし」に相当する童話の結び言葉)

 

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あとがき

 

こうしてまとめてみるとeverもさまざまな用法があってなかなか手ごわい表現ということが分かっていただけたかと思います。今回のeverの表現をまとめると

● everの用法

「これまでに」「いままでに」

「いつか~」

強調表現

 

ということになりますが、冷静にみてみると、①、②の用法もある意味「強調」のような表現ですから、突き詰めてeverをひとことで表すと「強調」表現であると言えそうです。

 

ただしeverの使い方は独特な形をしていますので、ある程度短文暗記は必須と言えそうです。ぜひマスターしてくださいね。

 

また会いましょう。

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