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継続用法のwhich(カンマ+which)の先行詞は「名詞」だけじゃない!3種類あるってホント??

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関係詞

 

この記事を読むと
「カンマ+which」の先行詞は名詞だけじゃないことが分かります。

 

● いつもありがとございます、まこちょです。

 

ここ最近英文法関係の記事を書く際に「関係代名詞(関係副詞)」がらみの記事を書くことが増えています。

 

もちろん理由があって、大学入試問題の文法問題等で「関係詞・接続詞」系の解法に関する質問がやたらに多いからなのですが、それにしてもここ最近その質問が急増しました。

このブログで最近取り上げた「関係詞」がらみの記事でも

 

www.makocho0828.net
www.makocho0828.net
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とまぁ一部ですがこんなにあるわけです。どれもこれも受験生から持ち上がった疑問点を吸い上げて記事にしたものなのですが、さすがにもう出てこないかなと思っていたら最近、こんな質問が飛び込んできました。

 

 

「先生、継続用法のwhichの先行詞って、カンマの前の「名詞」でokですよね?この前テストで先行詞を答える問題があったので、カンマの前の名詞を書いたら思いっきり間違ってしまいました。どうしてくれるんですか!」

 

私が問題を作ったわけでもないのに怒られる始末。いや、関係詞の質問は尽きませんね(笑)このまま私のせいにされるのも不本意ですのでちょっと問題を見せてもらったんです。

 

【問】下線部が指しているものを答えなさい

I carried out the project, which was a wrong decision.

 

でその子はカンマ(「,」)の前の名詞the projectを迷いなく選択して×をもらってしまったのだというんです。

 

ははぁ…と思いました。

 

けっしてその生徒が間違っているわけではありません(間違っているんですが)。その生徒は忠実に「関係代名詞の先行詞とは関係詞の前の名詞である」という基本ルールを忠実に守っただけなんです。

 

ただ、「カンマ+which」の場合はそれだけでは知識がまだまだ足りなかった、つまりカンマ+whichだけに使えるルールがあるということを知らなかった、それだけなんですよ。

 

そこで今回は継続用法(非制限用法)「カンマありの関係代名詞(関係副詞)」はたくさんあれど、「カンマ+whichだけに存在する先行詞にまつわるルールを教えたいと思います。

 

ぜひマスターしていただいて、「継続用法のwhichの先行詞」についての知識ストックを増やしていただけたらなと思います。

 

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「カンマ+which」だけに許された「特権」

今回の生徒がなぜ間違えてしまったのかというと、「カンマ+which」だけに認められている先行詞の範囲について、生徒が知らなかったのだと推測されます。たしかに




I telephoned Rod, who had called while I was out.

「私はロッドに連絡した。というのも彼が私の外出中に電話をくれたからだ」


⇒ whoの先行詞はRod



She moved to New York, where she studied music.
「彼女はニューヨークへ引っ越し、そこで音楽の勉強をした」


⇒ whereの先行詞はNewYork



のように通常の「カンマ+関係詞(関係代名詞、関係副詞)」の場合、先行詞は前の「名詞」を指します。


継続用法(非制限用法)の「訳し方」について知らないかたはこちらの記事へどうぞ
www.makocho0828.net




もちろん「カンマ+which」の形だって、先行詞が前の「名詞」を指すパターンはありますよ。




She lent me some books, which were not so interesting.
「彼女は私に本を何冊か貸してくれたが、それほど面白くなかった」


⇒ whichの先行詞はsome books




ですが、「カンマ+whichはそれ以外も先行詞にすることができるんです。これは「カンマ+whichだけの特権ですので注意しましょう!

 

「カンマ+which」は直前の「文の一部」を先行詞にできる

何と「カンマ+which」は直前の「名詞」だけではなく、直前の「文の一部(句)」を先行詞にできるんです。




He told me that I had to do that, which was right.




この, which先行詞はどこでしょうか?



この文の先行詞はthatではありません。何とthat I had to do thatwhichの先行詞なんです。



He told me that I had to do that, which was right.

「彼は私に私がそれをしなければならないと言ったが、それは正しかった」

 

「カンマ+which」は「前の文全体」を先行詞にできる

ではこれは?



It rained all day yesterday, which I expected.




この, whichの先行詞は「前の文の一部」どころではありません。なんと前の文「全部」が先行詞。すげえ。




It rained all day yesterday, which I expected.

昨日は1日中雨だったがそれは思った通りだった」



このように「カンマ+which」は他の継続用法にはない先行詞の取り方が可能なのです。

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まとめ

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さて今回はいかがだったでしょうか。今回の「カンマ+which」の先行詞についてまとめると



「カンマ+which」の先行詞
① 前の「名詞」
② 前の文の「一部」

③ 前の文「全部」


と結構、先行詞の守備範囲が「広い」ことはしっかりと押さえておいてくださいね!





ではまた

関係詞の学習方法についてよくわからない!という方は以下の記事で効率よく勉強しましょう。体系的に関係詞の知識を積み上げることができます。

「関係詞の効果的な学習方法について」に戻る

●この記事で得た知識をもとに実践英文法問題を解いてみましょう!以下のURLで関係詞の問題にチャレンジ!

↓↓↓↓

「関係詞」の大学入試問題に挑戦してみよう!

 

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