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「名詞構文」の種類にはどういったものがあるのか?パターンをすべて網羅してみました

和訳道場

この記事は

「名詞構文っていったいどのくらい種類があるのですか?パターン学習をしたいのでまとめていただけるとありがたいのですが…」

と提案している英語学習者に向けて記事を書いています。

 

●みなさんこんにちは、まこちょです。



いきなりですが「名詞構文」ってご存じでしょうか?これまで当ブログでも「名詞構文」について何回か記事に起こしてきましたが、その応用範囲はすさまじいものがあります。

 

これまでの名詞構文についての記事はこちらなのですが、この過去記事の多さからいっても「名詞構文」というのはやっかいな代物であることがお分かりいただけるかと。

 





そこで今回はえ!こんな名詞構文もあるの?と思わず驚いてしまう(かもしれない)形をご紹介します。



以下にご紹介する形は覚えるだけで途端に訳しやすくなる名詞構文になります。と言いますか、覚えてないと正直苦戦してしまいます(笑)



ぜひマスターして名詞構文の使い手(?)になってしまいましょう。



【名詞構文の応用形】

① application of A to B
② A by~ of B
③ one’s 名詞 to do / 名詞 of A to do
④ the + ~ing of B



う~ん…結構ありますね(笑)1つずつ見ていきましょう。


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関連記事はこちらです

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これが「名詞構文」の応用パターンだ

① application of A to B

まずはこれからいってみましょう。この形はeffect (influence / impact) of B on C「BがCに与える影響」の名詞構文に似たタイプになります。



applicationの動詞はapplyで、使い方はapply A to B「AをBに応用する」と訳すんですね。


 

したがってこのapplication of A to Bのof Aは「A【を】と必ず目的格で訳すことになります。ここがポイント!


application of A to B

「AをBに応用すること」




Engineering is the application of science to the needs of humanity.

「工学とは、科学を人間のいろいろなニーズに応用することである」




これを「工学とは人間のいろいろなニーズに対する科学の応用である」としても意味不明です(笑)



何度でも言いますが、「和訳」は日本語訳【だけ】を読んで意味が理解できなければダメです。



このapply A to Bのような動詞+A+前置詞+Bの形ですが、実はいくらでも「名詞構文化」できることに注意しましょう。



例えばdevelop A into B「AをBに開発する(変える)」は

 

the development of A into B


とすることが出来ます。




develop a forest into a safari park



development of a forest into a safari park

「森林をサファリパークに開発すること」


 

② A by~ of B

お次はこれ。一見難しそうに見えるのですが、要するにA of Bの形にby~「~によって」が合体した形です。



実はこの形に遭遇したらラッキー!というのもby+行為者がA of Bと一緒に使われたら、by+行為者の部分は必ず「~が」と主格で訳すからなのです。


 

ということは、of Bの部分は当然目的格「~を」と訳すことになりますので、全体として




A by~ of B

「~がBをAすること」



と訳すことになるわけです。



ちなみにこの形ですがby~の部分の位置は比較的自由度が高いことも覚えておきましょう。例えばA of B by~なんていう形もありますよ!




the discovery of the technical challenges by computer science

※technical challenges 「技術上の難題」



この形ですが、A by ~of Bの形の変形版になっていることに気がつけば、非常に和訳が簡単になります。



「コンピュータ科学【が】技術上の難題【を】発見したこと」



これを「技術上の難題のコンピュータ科学による発見」なんて和訳したところで、やはり意味が頭に入ってきませんし、仮に日本語を介さない英文リーディングでも頭に残らないということですから、それはつまり「読んでいない」のと同じということですよね。





The discovery by Columbus of America was accidental.

「コロンブスがアメリカを発見したのは偶然だった」


③one’s 名詞 to do / 名詞 of A to do

さて、今回のメインはこれです(笑)名詞構文は何もofを使った表現ばかりではないのは、この数回のメルマガ記事でご理解いただけたかと思うのですが、今回の形はto V(不定詞)が絡んでいる形になります。



例えばみなさんはbe able to V「Vできる」という表現をご存じでしょうか。この表現もよく英文で登場しますが、例えば以下のように使うんです。




He is able to swim.

「彼は泳ぐことができる」



なんとこの英文を丸ごと名詞構文化できるのです。ableの名詞形はabilityですのでこれを利用すると



his ability to swim

「彼が泳げること」



この時のポイントですが、ofなどの前置詞を使わずにbe able to Vのto Vをそのまま名詞構文で使うこと。これが重要ポイントです。






His ability to swim made us surprised.

「彼【が】泳げたことは我々を驚かせた」



「彼は泳げたので、私たちは驚いた」



この名詞構文ですがone’s+名詞 to Vと言う形だけでなく、the 名詞of A to Vとしても同じです。もちろんof Aの部分は「主格(~が)」と訳すようにしましょう。



His ability to swim made us surprised.
= The ability of him to swim made us surprised.



このようにもともと動詞、または形容詞のイディオム的な使い方をしていたものを、そのまま名詞構文にした形は結構な頻度で登場します。ある程度は覚えておいてよいかと。


●A is able to V「AはVできる」
→ A’s ability to V 「AがVできること」
→ the ability of A to V


●A is unable to V「AはVできない」
→ A’s inability to V 「AがVできないこと」
→ the inability of A to V


●A fail to V「AはVしない・できない」
→ A‘s failure to V「AがVしないこと・できないこと」
→ the failure of A to V


●A refuse to V「AがVしようとしない」
→ A’s refusal to V「AがVしようとしないこと」
→ the refusal of A to V


●A struggle to V「AがVしようとする・奮闘する」
→ A’s struggle to V「AがVする努力」
→ the struggle of A to V


●A is willing to V「Aは進んでBする・Bするのをいとわない」
→ A’s willingness to V「AがVするのをいとわないこと」
→ the willingness of A to V




His failure to come on time made her sad.

「彼が時間通りに来なかったので、彼女は怒った」




④ the + ~ing of B

最後にこの形を学習しておきましょう。


A of Bの形なのですが、Aがthe + ~ingの形になっています。ですが下手に構える必要はなく


the + ~ing of B

= ~ing + B 「Bを~すること」


と考えれば問題ありません。





The speaking of language is important.

=Speaking language is important.

「言語を話すことは大切だ」

 

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名詞構文の応用形の練習問題

さて、以上を踏まえて、下の例題を和訳してみましょう。名詞構文を知っていると、意外にあっさり分かるのが分かるかと思います。



まずは自力で和訳してみて、その後で解説を読んでみましょう。




【例題】和訳しなさい

The survival of any species depends on its ability to adapt to its surrounding.

 

【解説】


●the survival of any speciesを「種(しゅ)の存続は」としてももちろん大丈夫ですが、「種が生き延びることは」とsurvivalを動詞化して和訳したほうが、日本語らしい柔らかい表現になります。



●A depend on B は有名な熟語で「AはBに依存する」と覚えている方も多いかもしれません。



ですが「依存する」も普段なかなか日常会話ではお目にかからない表現ではありますね。


この表現の最も重要なポイントはdepend onが「因果関係」を作る動詞であるという点です。




【結果】 depend on 【原因・要因】




その特性を利用すれば、何も「依存する」なんて固い言葉を使わずに



「【結果】は【原因】にかかっている・~しだいだ・~による」



なんて崩すことが可能。こういうのも和訳訓練には重要ですね。



ちなみに動詞の「因果関係」は利用すると和訳の武器になってくれます。以下の記事に詳しいですので、もしよかったら確認してみてくださいね。


↓↓↓↓↓

「因果関係」を作る動詞とは?使い方をマスターすると英文リーディング力がめちゃくちゃ上がる!
https://english-reading.net/2019/07/24/ingakankei/



●its ability to adapt to its surrounding

さて、問題の場所ですね(笑)be able to Vが名詞構文しているのは分かるかと思います。



itsは何を指していますか?実はこれ、あっさり分かります。



ableという単語は語法として、【「人(生き物)」が主語のときしか使えない】というルールがあるのです。



この英文ではここまでで「生き物」を表す名詞がany speciesしかありませんので、これを指しているのが分かります。adapt toは「順応する」、surroundingは「環境」です。



訳「種(しゅ)が生き延びるには、それが環境に順応できるかどうかにかかっている」



名詞構文を最大限に利用すると、上記のような日本語として全く違和感のない表現にすることもできますよ。



ableの語法について詳しく知りたい方は以下の記事を確認してみてくださいね!
↓↓↓↓↓

「able, possible, capableの違いとは?「できる」を形から徹底的に使いこなす!」





また「名詞構文」を含んだ英文解釈に挑戦したい!という方は以下の記事をセレクトしました。なかなか難しいですが挑戦してみては?


↓↓↓↓↓

「主格」「目的格」「所有格」のofの見極め方は完璧か?違いをしっかり理解しよう【英文解釈】



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名詞構文の応用形の種類:まとめ

 

さて、今回は「名詞構文」の応用形(種類)について完全にまとめてみました。意外に応用範囲が多くてびっくりですよね。

 

なかなか一気には会得できないと思われますのでじっくり構えていただきたいなと思います。

 

なお、名詞構文についてもっと「問題演習」をしてみたい!という方がいらっしゃいましたら、以下の記事を「ワンコイン」で販売しております。

 

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